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スラックラインの元日本チャンピオン・加藤木友香選手が明かすスラックラインの醍醐味とは?

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今回のゲストは、
スラックラインの元全日本チャンピオン

加藤木友香選手です!



【加藤木友香選手のプロフィール】

加藤木選手は、1977年生まれ、東京都の出身。

 

友人の誘いがきっかけでスラックラインを始め、
2010
年にトリックラインの大会、第1回日本オープンで
女子の初代チャンピオンになられました。


さらに、ロングラインの日本女子記録(126m)を次々と樹立。
ピラティス指導の資格も取得され、
現在は、主にスラックラインフィットネスの普及に務められています。

 


-そもそもスラックラインとは?
スラックラインというのは簡単に言えば、
バランスのスポーツですね!
ヨーロッパではスポーツとして認定されていて、
要は2・5センチから5センチ幅のベルトのラインの上で、
バランスをとって歩いたり、
様々なポーズをとったり、
飛んだりして楽しむものになります!
ベルト上のラインが伸縮性があるので、
その上で飛んだりすることも出来るので、
トランポリンの様に飛んだりすることも出来ますし、
その伸縮性を活かして、ゆったりとバランスをとって楽しんだり!
海外ではこの上でヨガを楽しむ方も増えています!

−加藤木選手が最初に乗った時は?
私はもう本当に運動音痴な方なので・・・。
50メートルが13秒くらいかかるんですよ!笑
そんな私なので、立つのは本当に大変でした!
最近の方だと1日で立てちゃうんですけど、
私の場合は1ヶ月ちょっとくらいかかって・・・。
というのも張り方を間違えていて、
ラインが入ってきた一本で楽しんでいたんですけど、
張り方がわからなくて、
自分の胸のところくらいまで、木と木の間に張っていて、
乗るのも大変だし、降りるのも大変でした・・・。

−トリックラインとは?
トリックラインは、
スラックラインの伸縮性を活かして、
360度回転したり、
お尻でバウンスしたり、胸でバウンスしたり、
縦に回転したり、今世界では900回っちゃう人とかもいて!
フリースタイルで自分の演技を競っていく様な感じです!

−ロングラインは?
ロングラインは長い距離を渡る競技で、
世界では今2キロ記録が出ています!
2キロラインの上を歩く!
本当に心と体のバランスが必要になるスポーツです!
もう張るところがないので、
山と山の間に張って、誰にも迷惑がかからない様に。
一応命綱はつけて渡りますね!

★加藤木選手が華麗な技を披露!



そんな加藤木選手に、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-突き飛ばされる様な感じがあった?
100メートル挑戦した前の前の時に、
雨がすごくて・・・!
長いラインって揺れると、
100メートル先からその揺れが、
自分に伝わってきて・・・。
それに女子は体も小さくて、
私なんか背も小さいので、
スタート地点に立つだけで、
突き飛ばされる様な揺れが伝わってきて、
その揺れを経験してスタート前から、
「これは無理かもしれない!」と思った瞬間でした!

-その揺れを経験したら怖い?
それはもう気持ちですね!
スラックラインは本当に心技体のスポーツだと思っていて、
心で感じて、頭で思ったことが全部体に出ちゃう!
それがラインに伝わって返ってくる!
その繰り返しなので!
本当に頭でコントロールして、体でコントーロールして!
ロングラインを初めて、やっとスラックラインの
醍醐味みたいなのが分かった感じですかね!

-スタートしてから難易度は変わってくる?
挑戦した頃は比較的真ん中が得意だったので、
スタートとゴールが結構苦手で・・・。
その時の乗り方が筋肉をあまり使わずに、
技術だけで乗ってしまっていたので、
比較的真ん中は私は休憩ポイントになってて!
しかも地面に近くなってくるので、
恐怖心もとれて、リラックスしやすくなる、
コントロールしやすくなるので、
比較的揺れに対してもコントロールしやすくなるのは、
真ん中でしたね!

-誰にとってもスタートとゴールが難しい?
人によると思います!
体の作りにもよると思うんですけど、
私は挑戦した頃は、
まだまだあまり分かってなくて、
結構探り探り、自分の体と見つめ合いながら、
姿勢を整えていたりとか、全てがコントロールなので、
それが苦手な部分というか・・・。
練習もできてなかったですし・・・。


そんな加藤木選手が今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『1000回は打っている!』

私がまずトリックラインから始めて、
運動音痴なので何をやっても人より倍以上かかってしまう。
1つの技に取り掛かるのも全然できなくて、
その時に師匠のプロライダーから言われた言葉。
それを聞いて、「私は全然足りなかったんだ」と思い、
努力するきっかけになった。


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