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現役引退を決断できなかった元日本代表・大山加奈の背中を最後に押した両親からの言葉とは??

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今回のゲストは、
バレーボール女子の元日本代表で、
アテネオリンピックに出場されました!
大山加奈さんです!


今回は、大山さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
大山さんにとっての相棒は・・・?



コルセット

−コルセットは欠かせなかった?
相棒と言われたら、
ホントこれだな〜と思って!
欠かせないですね〜!
シューズと同じくらい欠かせなかったですね!
私にとっては!
まずもう安心感もありますし、
動きもやっぱり変わってきますね〜!

−普通の一般的なもの?
そうですね!
スポーツする時用のものなんですけど、
今は軽いものを使っていますけど、
現役時代は幅もすごくあって、
ガッツリ固定するようなものを使っていました!
結構な高さ、幅がありましたね〜!

−いつ頃からつけていた?
中学生の頃から使っていました!
欠かせなかったですね〜!
痛みをちょっとでも抑えてプレーしたかったので、
早くからコルセットを使っていたから、
筋力がつかなかったのかなぁと・・・。
サポータはもちろん頼るべきものなんですけど、
その使う時期というのは、
ちゃんと見極めないといけないかなと!
今子供達に言いたいのは、
ちゃんと大人に相談してねという事ですね!

−シューズへのこだわりは?
シューズはあまりこだわりはなくて・・・。
バレーボール選手にとって、
シューズは欠かせない相棒かなと思って!
足のサイズは28・5センチです!
全日本の選手の中でも大きい方だと思います!

−シューズは提供されたものを使っていた?
私仕様の靴紐がない、
マジックテープタイプのシューズとかを、
作っていただいたりして!
それがパワー型の選手にすごく合っていると言われて、
マジックテープタイプのシューズを履いていました!
今はあまり見ないですね〜!
上だけついているタイプなんかはあったんですけど、
フルでマジックテープがついていて、
3本マジックテープがついていました!
紐なんかよりは楽でしたね!
ホールド感もありますし!


そんな大山さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-北京オリンピックは病室で?
そうなんです!
ちょうど北京オリンピックの最中に、
手術を受けることになりまして、
病院のベッドの上で、
えりかだったり、メグだったり、さおりだったりの活躍を見ていました!
その前までは自分がいない代表の試合を、
見れなかったんです!
悔しくて・・・切なくて・・・。
でも北京の時は、
自分が本当に生まれ変わった気持ちだったので、
純粋に応援できたんです!
なので病院のベッドの上で、
頑張れ〜って仲間達を応援できて、
性格まで変わったかのように、
手術を受けてなったんだなと思いましたね!

-引退の決定打は?
やっぱりもう一回リハビリという
気力が湧いてこなかったことですかね〜!
痛み自体は全然軽いものでした!
怪我自体は炎症がおきているだけで。
でも、痛かったですね・・・。

そこで代わりに入った迫田選手も活躍したので!

-どういう状況で引退を決断?
自分の中では、
もう引退だなって思っていたんですけど、
でもまともにプレーできない数年間、
会社がずっと待ち続けてくれて、
手術代とかも全て会社が出してくれて・・・。
そいった会社のことを裏切るんじゃないかとか。
ファンの皆さんのことも裏切るんじゃないか、
一番は両親のことを裏切るんじゃないかとずっと思っていて、
ずっと決めきれなくて・・・。

-両親を裏切るというのは?
バレーをしている私をずっと見てきて、
小学校2年生から。
何よりもプレーする私を見るのが好きな両親だったので、
悲しませるんじゃないかというのがあって、
中々決めきれなかったんですけど、
両親にもう引退しようと思っていると言った時に、
「加奈は自慢の娘だよ。胸張って帰っておいで。」
と言ってくれたんですね。
その言葉で引退しようと、踏ん切りがつきましたね・・・!

-引退に関して後悔は?
子供達に講演とかでも、
私は後悔しないでやりきったと言ってきたんですね、
この8年間。
でも、もっと出来たのかもなって、最近思う自分もいて・・・。

でも今の人生も本当に充実していて、
やりたい事が出来ていて、楽しいので、

後悔してないって思うようにしています!
多分どっかで言い聞かせています!

この今の仕事を頑張る事で!
でも、どんな道を進んでもきっと後悔はあると思うので、
あの時に対してよかったって思えるように、
今を頑張ろうって思っています!


そんな大山さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『加奈は自慢の娘だよ。胸張って帰っておいで。』

引退を決めきれなかった状況で、最後に背中を押した言葉。
引退への最後のスイッチを押した言葉でもあり、
救いの言葉でもある。
今頑張れているのも、その言葉があったから。


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