• Facebook
  • Twitter
  • LINE

バレーボール女子元日本代表・大山加奈が高校生で感じた日本代表という場所!

  • LINEで送る

今回のゲストは、
バレーボール女子の元日本代表で、
アテネオリンピックに出場されました!

大山加奈さんです!


大山加奈さんのプロフィール】

大山さんは、1984年、東京江戸川区生まれ。

 
小学校2年生からバレーボールを始めると、
すぐさま、将来有望な金の卵として注目を浴びます。

 名門・成徳学園高校では、キャプテンとして、
春高・インターハイ・国体の3冠を達成されました。

 

身長187センチという日本人離れした体格からの強烈なスパイクが持ち味で、2002年、18歳の時、世界選手権で全日本デビュー。
20歳で2004年のアテネオリンピックにも出場し、5位入賞に貢献。
栗原恵さんとともに「メグ・カナ」旋風を巻き起こしました。

 
その後、持病の腰痛が悪化。2010年6月、26歳で現役を引退。
現在は、日本バレーボール協会の広報委員などを務めながら、
全国での講演活動やバレーボール教室に取り組まれています。


-全日本代表に高校2年生で選ばれた。
春高バレーの開幕の朝にですね、
メディアからの取材があって、そこで知らされて!
すごく印象に残ってますね!
そうやって知らされるんだという衝撃がありましたね!
春高のことで頭がいっぱいで、
「エーーーツ!」って驚いたけど、
すぐに試合のことに頭が行きましたね!

−いつからオリンピックを意識した?。
小学校6年生の時に、
アトランタオリンピックを見て、
オリンピックに行きたい、そこからですね〜!
佐伯美香さんが好きだったんですね、
佐伯美香さんみたいな選手になりたいなと、目標にしていて、
佐伯さんみたいに代表のユニフォームを着て、
オリンピックに行きたいなと思っていました!

−代表に入ってみてどうでした?
最初は高校の恩師が、
付いて来てくれたんですね合宿に!
恩師が帰る時に心細くなって泣いてしまったんです!
恥ずかしいんですけど、泣いてしまって・・・。
でも栗原選手も一緒にいたんですね、
栗原選手はひょうひょうというか淡々としていて、
やっぱメグ強いな〜って思いましたね!
世間のイメージだと、メグの方が繊細ですけど、
メグは本当に芯が強くて、中学校から親元を離れて、
一人暮らしをして、強豪校に行っていたそういう強さを持っていたので!

−小学校からの代表入りの夢が叶った。
高校生で世界選手権に出て、
そのままアジア大会にも出たんですけど、
世界選手権が13位、
アジア大会は韓国、中国に負けて3位!
帰国したら大バッシングを受けて、
私を選んでくださった監督もクビになり、
それを高校生で経験して、全日本という場所は、
ただ選ばれて嬉しいというだけの場所ではないんだと痛感させられました!


そんな大山さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-カムバックへの欲求は?
全くなかったんですけど、
最近、やっぱり荒木選手とかを見てると、
いいなという思う気持ちが出て来たんですね!
さすがに今から復帰というのはないですけど・・・
ゼロですね!
でも東京五輪が決まった瞬間に、
やっぱりちょっと現役復帰は考えましたね〜!
しかもビーチで!
妹がビーチバレーをやっていたんですね当時。
なので妹とペアを組んで、
生まれ育った東京のオリンピックに出られたら
幸せだなとちょっと考えました!

-伝える仕事は何が楽しい?
子供達に私がやってきたものが、
役に立つんだと思える瞬間がすごく幸せで!
現役の最後の方って、
もう自分は必要のない人間なんだと思いながら、
なんとかリハビリして、
復帰してを繰り返してプレーをしていたんですね!
でも今すごく必要とされてるって!
アテネオリンピックに出てからは、
まともにプレーできない時間が数年間あったので、
その間はやっぱりずっとそう思ってましたね!
私の代わりにコートに入ったのが、
迫田さおり選手だったんですけど、迫田選手が活躍すればするほど、
そういった思いを抱いてしまって、
迫田選手がいるから私はもういらないなっていう風に、
思ってたんですねずっと、それで現役を引退したところもあったので!
でも今はたくさんの人に必要とされてると実感できるので、
すごく幸せですね!

-一大ムーブメントからの怪我は苦しかった?
苦しかったですね〜。
それでもありがたいことに、
リハビリをずっと追ってくれる
カメラがあったりとかしたんですけど、
でもそれも苦しかったですね・・・。
一番苦しいところをずっと撮られていたので!

-やっぱり腰が原因?
そうですね〜。
腰と、心が折れてしまったのも大きかったですね!
腰が原因で心が折れてしまったんですけど!


そんな大山さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『カナはスポーツ選手に向いてないんだから、
 辞めたかったら辞めたらいいよ!』

日本中からエースと呼ばれて、注目されて、
エースと呼ばれるにふさわしい
強い選手にならなくてはいけないと思い、
弱さを見せちゃいけないと強がっていたんです。
そう思ってすごい苦しかったんですね。
でも、高校の恩師の向いてないんだから
という言葉に救われて、
弱くてもいいんだ、強くなくていいんだ、
と思えて苦しいリハビリも乗り越えることが出来た。


〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜
伊達公子さんと、金子達仁さんの著書
Date of DATE 伊達公子の日』 ¥1,500-(税抜き)
文藝春秋より2018年7月27日発売!
九年半のセカンドキャリアのすべてを綴る
三十七歳で現役復帰した伊達公子が四十六歳で二度目の引退をするまでの九年半の日々とファーストキャリアからの心境の変化を明かす。

テニスファンはもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です!
是非、ご一読ください!
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908014

聖教オンライン

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >