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来年はワールドカップ!元日本代表・大西将太郎が語る日本ラグビー界の現状!

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今回のゲストは、
ラグビー界のレジェンド、
元日本代表の司令塔・大西将太郎さんです!




今回は、大西さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
大西さんにとっての相棒は・・・?


スパイク&キックティー

−ラグビーでこだわれる道具は?
スパイクくらいですね〜。
あとはチームが用意しているジャージと短パン、ソックスを着るだけなので。

あとは、ヘッドキャップはあるかもしれないですね!
被るか被らないか自由なので、拘っている人は多いですね。
僕はやっぱりスパイク、そしてポジション柄キックが多かったので、
同じキックティーをずっと使っていますね〜。
もう売っていないものなんです!

−どうやってキックティーに出会った?
オーストラリアに留学している時に、
キックティーがチームになくて、
その時に買ったものをずっと使っていますね!
もう15年くらい使い続けていたと思います!
ゴムなんで割れることもなく、
大事に使うようにしていたので、まだ家にあります!

−スパイクについては?
買うというよりも、
提供して頂けるプレイヤーになれましたけど、
試合前は常に磨いていましたね!

色々履きましたけど、
一番自分の足にフィットしたのはプーマさんで、
2000年頃から履き続けていたと思います!
昔から三浦カズさんが好きだったので、
カズさんがずっとプーマを履いていたのもあり・・・。
(メーカーさんと)お付き合いもできたので、
すっとプーマさんを履いていました!
海外で売っているものを使い始めてからは、

海外から取り寄せてもらって使っていました!

−スパイクに対するこだわりは?
デザインと色を重視に選んでいましたね〜!
ジャージの色とあうかどうかとか。
あとは、引っかかり具合、
どれだけ芝生にうまく引っかかるのか。
会場によっては芝の長さも違いますし、
試合当日は、雨なども降ったりして、
グラウンドのコンディション状態も変わってしまうので、
対応できるように、常に2つスパイクを、
遠征などには持って行ってましたね。

−テーピングに対するこだわりは?
こだわりというよりは・・・
テーピングは年齢を重ねるごとに、
一回の試合で巻くテーピングの金額が高くなっていきましたね笑


そんな大西さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-ラグビー選手は食べる印象が!
僕は高校3年生まで、
体重が65キロくらいで、もやしみたいと良く言われていましたね。
高校日本代表に選ばれ、初めて海外遠征した時に、
対戦成績自体は勝ち越せたんですが、
海外の100キロくらいある大きな選手に、
当たり負けしているなと、これではちょっと無理だなぁと感じ、
そこからは体を大きくしようと思いました。
大学1年の時には15キロほど、一気に大きくしましたね。
そのあと社会人に進んで、
85、86キロくらいがベストかなというところまで持って行けました。

-どのくらい食べたんですか?。
一日5、6食くらい、本当にたくさん食べました!
米ばかり食べていましたね!
米って結構大きくなると思います。
よく外国人選手が、母国に帰ると痩せて帰ってきたりするんですが、
なんでか聞くと、やっぱりお米だよ〜なんて言ってたので、
そうなのかなと思ったりしました!

-たくさん飲むという印象も?
みんな飲むのが好きですし、
試合後に飲んで、飲みニケーションを図って、

その試合を振り返りながら、反省するんですけど、
それを口実にお酒も楽しんでいますね〜。
でも、実は僕はあまりお酒飲めないんですよ〜笑
35歳くらいの時に、
試合後の酒をやめないと、
リカバリーする時間が足りないと思い、
試合後に飲みに行かなくなったんですね!
その分37歳まで現役を出来たので良かったです!
そしたら飲めなくなってしまいました!
意外とお酒が飲めないラガーマンは多いんですよ!


-ラグボーは早くから始めるべき?
僕はラグビーのために、
小さい頃からラグビーをするよりも、
色々なスポーツをして、最終的にラグビーに辿り着いた方が、
絶対活躍すると思いますね!
僕は小学校6年間、サッカー、バレー、ソフトボール、
卓球、水泳、書道、ラグビーの全部で7個、
一週間全部習い事で埋めていました!
多分この子は将来ラグビーをするんだろうなと思われていたらしくて、
全てはラグビーに活きることをやりなさいという思いがありましたね。
サッカーはキックに活きますし、
バスケのハンドリングは、パスに活きますからね!
色々なスポーツの特徴が混ざっているのがラグビーでもあると思います!

-いいよ来年ワールドカップ。日本でラグビーが盛り上がるには?
ラグビーと比べて、サッカーにはJリーグがあり、
地域に密着して、しっかりとビジョンを持って作り上げてきた。
その結果こういった差があると思います。
ラグビーは未だに企業スポーツの1つですから。
ラグビーはプロスポーツに加入していくのか、
企業スポーツのままでいるのか、常にその間にある状態が、
ここ数十年ずっと続いているので。
どちらがいいのかというのは、難しいですけどね・・・。
もちろんラグビーだけでなく、バレーボールなどもそうですけどね。
スポーツとお金というところも関わってきますから。
日本の中での、スポーツビジネスの理解の変わるところが、
日本のスポーツ界の大きなターニングポイントになると思います!


そんな大西さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『everything happens for the best
~全ては最善への道~』

大学4年生で初めて日本代表に選ばれて、
その後監督が変わるなどして、4年間代表に選ばれなかったんです。
その時に最初に所属したワールドの通訳の方がかけてくださった言葉。
今の現状はそのあとベストになるための、ベストに戻るための試練。
この言葉を胸に苦しい時も、代表に選ばれない時も、
頑張って耐えてきました。


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