• Facebook
  • Twitter
  • LINE

セルジオ越後が”人を紹介する”ことの大切さを学んだ言葉

  • LINEで送る

今回のゲストは、
サッカー解説者 セルジオ越後 さんです!


【プロフィール】
1945年 ブラジル・サンパウロ生まれ。
1964年17歳でコリンチャンスと契約。
ブラジル代表候補に選ばれました。
ロナウジーニョやリベリーノがドリブルに使い有名な、
ボールを跨ぐフェイント、エラシコを考案した。
一身上の都合で23歳の時一度引退し、その後1972年に来日。
1978年から日本サッカー協会公認の「FIFAさわやかサッカー教室」を開催。
何人もの日本代表選手を輩出した。
1991年のJリーグが設立して以降はサッカー評論家・指導者として活動する傍ら、
現在は、日本で唯一のプロアイスホッケーチーム H.C栃木日光アイスバックスのシニアディレクターとして活動。
また日本アンプティサッカー協会の最高顧問も務めている

サッカー元日本代表の磯貝選手を「天才だ。」と何度も口にしていた金子。
当時、そんな金子に「天才なんていないんだ。日本で天才なんて言っていたら恥ずかしいぞ?」そう悟すセルジオ越後さん。
そんなセルジオさんが唯一、天才だと思った選手がいたそうだ。

「小野伸二」

「彼は、ちょっとやることが違うのよ。当時ボール扱いとコントロールは中学で見たときに、ずば抜けた技術だった。今でもフットサルをやらせたら見てしまう。
あの技術を超えた日本人はいないね。」


そんなセルジオ越後さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』
-ロシアW杯の総括をお願いします
まさかっていろんなものが起きたのね。
強豪のコロンビアが3分で10人になった。
あとサッカーとは関係ない言葉が流れてきたよね。「ハンパないって」って言葉。
これは高校選手権で滝川第二の選手が流行らした言葉。
高校選手権の言葉よ?そのレベルの言葉をW杯で持ってくるのはナンセンスだと思う。
彼は、結局1点しか決めてないのよ。それ以外にハンパない外し方をした。
それをキャッチフレーズとして流行する言葉に使ったのは日本がいかに遅れているかっていうことですよね。
あと、15分のボール回しっていう恥ずかしいプレーをして、フェアプレーのルールを利用してフェアプレーじゃないことをしたの。
長友などの選手らはちゃんと肌で感じているんですよ。「俺らは11人の相手に一度も勝ててない。」ってね。
もっと上がった国よりも、騒いでいないかなって思う。
これで満足するっていうのはまだまだ日本は弱いなっていうところですよね。
あと世界ではスペイン、ドイツ、オランダ、スイス、チリも来ない。
色んな国のスーパースターは消えていったけど、新しく出てきたのはフランスの19歳のエムバペ選手だけですよ。
あとは前のスーパースターを超える選手は一人も出ていない。そういうところがちょっとな。

−なぜセルジオ越後は”辛口”なのか?
なぜかといったら「もっとみんなで頑張ろうぜ」ってこと。
「進んだらみんな得するよ」ってこと。それがプロの世界なんですよ。
日本で、プロ選手に辛口がおかしいっていうのはまだ、アマチュアなんですよね。
僕は高校サッカー、なでしこジャパンには辛口じゃない。
アルバイトをしているような子達に「ちゃんとやれ!」言えるかって。

組織には辛口だよ?なでしこリーグをもっと活発にして欲しいっていうのは言い続けるし。
選手たちはプロっていうのを分かってるのかなぁ


そんなセルジオ越後さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『人を紹介する。』

昔、ある人が「明日空いてる?役に立つことを紹介したい。」と言われたときに、
「明日じゃ無かったらダメ?」って返事をしたら「セルジオ君。日本では人を紹介するっていうことは財産の一部を与えるっていうことなんだよ」
「それから人を紹介するってことはものすごくその人を大切にしなきゃいけないって覚えたの。人を紹介したら膨らんでいくんだよね。財産をいただくっていう。」
それから人脈の大切さを学んで、日本で友達がたくさんできたという。


〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜
伊達公子さんと、金子達仁さんの著書
Date of DATE 伊達公子の日』 ¥1,500-(税抜き)
文藝春秋より2018年7月27日発売!
九年半のセカンドキャリアのすべてを綴る
三十七歳で現役復帰した伊達公子が四十六歳で二度目の引退をするまでの九年半の日々とファーストキャリアからの心境の変化を明かす。

テニスファンはもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です!
是非、ご一読ください!
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908014

聖教オンライン

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >