今回のゲストは
ロンドン五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した
平野早矢香さんです!
今回は、平野早矢香さんの『相棒』=「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
平野さんの相棒は『ラケット』
ラケットのグラム数、ラバーの貼り方、貼り付けるための接着剤の厚さなどを指定していたという。
また、ラケットを選ぶ際は重さだけではなく、握った感触、ボールが当たった時の音にまで気を配らせていたそうだ。
−ラケットのラバーはどれくらいの頻度で変えるんですか?
「私は、1大会で一回ぐらいだったんですが、選手のレベルや好みによって、1日で変えたり、何年も同じラバーの選手もいますよ。」
−大会ではラケットはひとつ?
「エースのラケットをひとつと、スペアで一つ持っていました。
やっぱり違いますね。打ち込んでいると、打球感は変わって来ますし、ずっと握っているので汗が染み込んでしまいますし、私が一番気にしていたのは湿気ですね。」
−湿気?
「新しいラケットを使い始めた時は、弾みがいいんですよ。
でも逆に弾みすぎると嫌だということでわざと濡らす選手もいると思います。」
−それはなぜですか?
「感覚なんですけど、自分のイメージより弾みすぎてしまうので、
もう少しボールを(ラケットに)食い込ませたいっていうときに水を濡らすんです。
見た目にはポンポン打っているように見えるんですけどね(笑)」
そんな平野早矢香さんに金子がより深掘りして聴いていくコーナー
『金子の深堀り!』
−卓球以外で得意なスポーツはあったんですか?
「薙刀の授業があって、「面!とか突き!とかですね。
薙刀は型が良いって褒められましたね。」
「小学校の時は足が早かったんですけど、卓球って他の競技と比べて運動神経だけっていう感じじゃないと思います。」
−日本の卓球が強くなって来た理由は?
「目標が明確になったからですかね。
以前よりも選手の意識が違いますし、世界のトッププレイヤーの卓球を見る機会が増えているので、メジャーになりつつあるなって思うんですけど、自分が小さい頃から向き合って来た競技がコレだけ注目されるとうれしいですね。」
そんな平野早矢香さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『一期一会。』
卓球を始めた頃、同世代の大会では上位に食い込む選手ではあったが、
高校一年生までは日本一のタイトルを取れる選手ではなかった。
「そんな私が、全日本選手権で優勝したり、
オリンピックでメダルが獲れるまでになれたのは、いろんな人との出会い。
私は、出会い運がよくて(笑)
一番困っている時に、必ず手を差し伸べてくれる方が現れるんです。
自分の目の前に起きていることには必ず意味があって、必ず得るものがあるというのが
卓球人生を通して学んだことなんで、”一期一会”っていう言葉は大切にしています。」
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