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ソフトボール・宇津木妙子が選手たちに言い続けた言葉

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今回のゲストは
女子ソフトボール日本代表監督だった
宇津木妙子 さんです!


今回は、宇津木妙子さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います!
 
宇津木妙子さんの相棒は『サングラス』&『バイザー』&『ノックバット』

今年、プロ野球のキャンプで巨人・坂本選手らにノックを打った宇津木さん。
ノックバットは通常よりも10cm短く、600g程の軽量のバットをオーダーして、使用しており、このバットを他の人が使用すると「手が痛い」と言って使いこなせないそうだ。

−ソフトボール用のバットで硬球打っても大丈夫なんですか?

「全然平気ですよ。今、ソフトボールも硬球なんですよ?皮を張ってあるので、違いは大きさだけですね。」

−サングラスとバイザーが相棒の理由は?
「実は、中学、高校のときはハチマキだったんですよ(笑)
 そのこめかみがグッとした感じが好きだったんですけど、
 社会人になってからハチマキしていたら先輩に笑われて(笑)
 それでバイザーをいただいて、それからはずっとバイザーですね。」
−帽子は被っていなかったのだろうか?
「昔はあまり、帽子を被っていなかったんです。バイザーが主流でしたね。

 サングラスは、目が紫外線に弱いから掛けた方が良いと思って掛け始めて。
 シドニーのときは、私の目の動きが選手たちに分かるように、薄いオレンジ色にしていました。
「だから、私が何を考えているのか選手は分かっていたし、
 目で合図して、盗塁を指示したりしていましたから。そうやって気にしながら作ってもらいましたね。」
−今のサングラスはアテネから?

「そうですね。アテネはシドニー以上に日差しが強かったので、今の濃いサングラスに変えてもらいました。これが主流になってきているということは言っていましたね。」


そんな宇津木妙子さんに金子がより深掘りして聴いていくコーナー
『金子の深堀り!』

アテネ五輪は最悪だったという宇津木さん。
まず、最初の三日間でエースの上野投手が風邪を引いてしまいダウン。
なんとか回復して、練習を始めたところかなり良いボールを投げていたという。
当時、キャッチャーの山路選手と相談し、上野投手が先発したものの、3回以降に突如乱れてしまう。
「すごい汗が流れていましたよ。異常な量でしたね。」
その後、続投するも痛打を浴び、結局チームは敗戦。そのままチームは連敗してしまう。
なんとか連勝するも上野投手がハチに刺されてしまう。
パンパンに張れた状態の腕で準決勝の中国戦で完全試合を達成。
しかし、決勝進出をかけたオーストラリアとの3位決定戦ではとても投げられる状態では無かったという。


そんな宇津木妙子さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?

『自分を信じろ』

これは宇津木さんが選手たちに常々口にしている言葉。
「自分を信じて自分から逃げなければ必ず皆が助けてくれるから、自分を信じて相手に向かっていけ。」
シドニー五輪のアメリカとの決勝戦では、毎回ランナーを背負い、何度もピンチに陥った石川多映子投手に対して
「自分を信じろよ。皆が守ってくれるから。」と言い続けていたという。
「やっぱり自分を信じることって大事じゃないですか。結局自分のためになるし、それがチームのためになるから。それを選手たちには言い続けていましたね。」


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