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中学生時代、将来に悩む松木安太郎を変えた忘れられない言葉

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今回のゲストは、サッカー元日本代表で、
現在は、サッカー解説者としてもお馴染み、
松木安太郎さんです。

金子が日本で一番好きな解説者と語るのが、松木安太郎さん!
早速プロフィールをご紹介します!


【プロフィール】
松木安太郎さんは、1957年生まれ東京都出身。
母親の実家は、日本橋で明治時代から続く鰻屋さん。
小学4年生で「東京ヴェルディ」の前身、名門「読売サッカークラブ」に入団。
トップチームに16歳の最年少で選手登録されました。
ディフェンダーとして活躍し、
83年の日本リーグ初優勝をはじめ
数々のタイトルを獲得。主将も務めました。
80年代は日本代表としてワールドカップの予選にも出場されています。
90年に現役を引退後、93年にヴェルディ川崎の監督に就任。
Jリーグ最年少監督として2年連続年間優勝に導かれました。
その後もセレッソ大阪や東京ヴェルディの監督を歴任。
現在は解説者として活躍するほか、サッカー教室なども行われています。


サッカー解説をする際に、「サッカー通」ではなく「初めてサッカーを観る」人に向けて、
エンターテインメントを意識して解説しているという松木さん!
そんな松木さんに金子が突っ込んだことを聞いていきます!

『金子の深掘り!』

今年の6月に開催されるW杯。
「ここまで形が見えていないサッカー日本代表は初めてじゃないですか?」と語る金子。

松木さんは現在の日本代表をどう見ているのか?

「W杯直前のゲーム、3月のヨーロッパ遠征で、
ある程度形が決まっていないと、厳しいと思いますね。

 でも2010年も5月まで全然決まっていなかったからね(笑)
だからポジティブに見れば、意外と決まってない方が面白いかもよ(笑)」

ここで金子から「前代未聞の愚行と言われるのは承知で・・・」と前置きした上で、
斬新すぎる提案が!
「東京オリンピックのためにW杯を犠牲にして、
森保(U23代表監督)でもいいんじゃないかって思うんです。」

 金子の提案に「面白いね」と感嘆の声を上げた松木さん。
「前回の東京オリンピックは4年間準備したけどもサッカーは上手くいかなかった。
ところがそのチームを継続して行ったら次のメキシコでメダルを取れた
ということを考えると良いかもしれない。これまで色んなチームを見てきたけど、
若い頃から核が決まってずっとチーム作りをしてきたチームはどこかで黄金時代を迎える。
長いスパンでいける体制っていうのは必要なのかもしれないですね。」

今回のW杯、松木さんの予想は?
「僕は始まる前までは”ベスト16以上”。1試合が終わったらまた考えるけど(笑)
あれだけの国が参加して優勝してるのが8カ国ぐらいなんですよ。
だからやっぱり難しいですよ。第一戦の先制点が大事ですね。」


そんな松木さんがこれまでの人生で忘れられない言葉、大きな力になった言葉とは?
『己の実力を嘆くより、己の努力を悲しめ』

松木さんが中学生の頃に、日本リーグのメンバーに選出されるかどうかという時期。
当時はプロリーグが無い時代、周囲には「いつまでもサッカーやってて大丈夫か?」と心配され、
徐々に将来が不安になっていたという。
そんなある日、縁日が好きでよく神社に足を運んでいた松木さんは、
その日も近くの神社を歩いていたら「言葉を集めた色紙」を売っている人がいたという。
沢山ある色紙の中で松木さんの目に留まったのが
『己の実力を嘆くより 己の努力を悲しめ』という言葉。
他の選手に比べ、体が小さいことで悩み、プレースタイルに悩み、自分の将来に悩み・・・。
悩んでばかりだった松木さんを
「悩むぐらいだったら練習しよう」「まだまだ自分には努力が足りなかった」
と前向きにさせた言葉だった。



次回も松木安太郎さんとお送りします!
お楽しみに〜!

 


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