• Facebook
  • Twitter
  • LINE

コーチ時代の真中満へ、野村克也が送った年賀状に書かれていた言葉

  • LINEで送る

今年、最初の放送でお迎えするゲストは、
前回に引き続き、昨
シーズンまで東京ヤクルトスワローズで監督を務めていた真中 満さんです。


今回は、真中さんの『相棒』「こだわりの用具」に迫りたいと思います。
野球は「グローブ」「バット」「スパイク」・・・など道具がたくさんありますが、
その中で、真中さんの相棒は『バット』

『同じメーカーのバットを使用』
あまり道具にこだわりはなかったが、バットにはこだわっていたという真中さん。
「SUREPLAY(シュアプレイ)」というメーカーをプロに入団する前から使っていたそうです。
「やっぱり手が短いし、体も大きくなかったので、短くて軽いバットを選択しました。
短いからインコースもさばきやすいし、重いバットよりも軽い方が扱いやすいんです。
ホームランよりもヒットを選択したという事ですかね。」

『他の選手のバットを使う』
不思議なもので人のバットを練習で使うと、最初は感覚が良いと感じる。
でも、15分くらい使うとやっぱり自分のバットの方が扱いやすいと思うようになる。
不思議な感覚ですね。

『バットをあまり折らない』
一本のバットで70本~80本くらいのヒットを打った事もあるという真中さん。
よく使うバットと10数本あるリザーブのバットは
同じメーカーの同じバットのはずだが、その差は一体なんなのか。
「それは、やっぱりフィーリングというか。
 握った瞬間にしっくりくるかこないかという感覚で判断するので、
 それは本人しか分からない感覚だと思いますね」
「最低でも10本~15本を持ち歩いていて、あと2、3本が練習か試合で使うA級で、
その中の一本が試合でよく使うS級。
たまに練習で使っていてA級からS級に昇格する事もありますよ(笑)」


『金子の深堀り!』
最強のピッチャーとバッターは?

「やっぱり阪神の藤川球児は速かったですね。
 当時、藤川よりも速いピッチャーは横浜から巨人へ移籍したクルーンなどがいましたが、
 藤川の方が速く見えました。
 プロのバッターがストレートが来ると分かっていて、打てない。
 物理的にホップする事はありえないんですが、必ずボールの下を振ってしまう。
 そんなピッチャーでしたね。
 バッターはイチローも凄いなと思っていましたが、セ・リーグだったので、
 巨人の松井秀喜は凄かったですね。
 センターから見ていて、古田さんが苦しみながらリードしているのを見ていました。
 もう投げるボールないなと。
 ギリギリのボールは見逃すし、ちょっとストライクゾーンに入ったら打たれるし。
 メジャーに行ってくれた時は、助かりましたね(笑)」


真中さんの大きなチカラになった言葉。
『見ている人は見ているよ。』

これは2軍のバッティングコーチ時代に
野村克也さんからもらった年賀状に書かれていたメッセージだという。
当時、自分なりには努力しているつもりでも上手くいかなかったり、
評価されないという事があり壁にぶつかっていたという真中さん。
「その時に周りの事を気にせずに
 自分ができる事を精一杯やろうと思えるようになったのがこの言葉でしたね。」

それ以降は、周りの評価はあとからついてくる。
そう思って、頑張るようになったそう。


次回のゲストは、サッカー元日本代表で
サッカー解説者の松木安太郎さん!
お楽しみに!


〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜
金子達仁さんの最新著書『プライド』
幻冬舎より2017年12月13日発売!
日本格闘技界の原点
1997.10.11「高田延彦×ヒクソン・グレイシー」の真実が、
20年の時を経て、初めて明かされます!
あの一戦がどのようにして開催に至ったのか・・・。
舞台を整えため突き進んだ裏方達、それぞれの思い・・・。
高田とヒクソンの双方のインタビューを基に執筆された書籍は、世界初!

現在、特設サイトにて第一章が特別先行公開されています。
格闘技ファンはもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です!
是非、ご一読ください!

聖教オンライン

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >