3月18日25日は認定NPO法人Rebit代表 藥師 実芳さん

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その昔、左利きは大変珍しく、兄弟も左利きだったので、「左利き」だと不便だから
右利きに直されたりしていましたが、今や 野球でいうと左利きの選手は重宝がられたり
両利き?なんて一目おかれたり、でもまあ昔ほど珍しくはなくなりましたよね。

また、最近はコンビニや飲食店で外国人が働いている姿も珍しくありませんし
パラスポーツも話題になることも多くなり、身近に感じます。
時代とともに、日本社会も閉鎖的な空気がなくなり、
多様な価値観を理解し、互いを認め合おうとする空気があるように感じます。 

多文化共生社会という言葉も今、よく聞かれますね。

では 皆さんはLGBTという言葉をご存知でしょうか?
Lは、レズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシュアル、Tはトランスジェンダー。

4つの頭文字をあわせた言葉で、セクシュアルマイノリティの総称。
レズビアンは身体と心の性別は女性で性的志向も女性、
ゲイは身体と心の性別は男性で性的思考は男性、
バイセクシャルは身体と心の性別は問わず、性的志向が男女両性であること、
そしてトランスジェンダーは、性同一性障害を含む身体と心の性が一致しない人です。

最近の人気ドラマ「家を売る女」(主演 北川景子)でも LGBTである顧客が欲しがる家をどう売っていくかのテーマで放送された回がありました。
トランスジェンダーである男性の苦悩や、レズビアンのカップルの主張など
とてもわかりやすく描かれていました。

日本では人口のおよそ7.6%がLGBT 、13人に1人ほどと言われています 。学校の40人クラスであれば 3人位はLGBT。日本の未成年者のうち169万人以上は、LGBTということになるというから
これって左利きの割合並みに当たり前のことなのかもしれません。
でもセンシティブな性の部分になれば、なかなか人に打ち明けることも出来ないのは
その本人でないとわかりません。

そこで18日、25日の放送では、LGBTを含めた全ての子どもが、ありのままの自分で大人になれる社会を目指す団体、認定NPO法人Rebit代表の藥師さんにご出演いただきます。
藥師さん自身もトランスジェンダー。小学生の時に「ちょっと自分は他の人と違うかも・・・」と気づき、その後 信頼できる友人に話すまで、また自分自身を心の底から受け入れるまで
大変な苦悩とつらい思いをしたそうです。

放送ではLGBTへの正しい理解をして頂き、自分はLGBTで誰にも言えないと悩んでいる人がいたら
ぜひ聞いてほしいと思います。