6月18日は 国境なき医師団でロジスティシャンをされている藤田真人さんがゲストです。

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国境なき医師団、みなさんも一度は聞いたことがある団体名ではないでしょうか。

http://www.msf.or.jp 国境なき医師団日本

国境なき医師団は、1971年にフランスの医師とジャーナリストのグループによって作られた非政府組織 です。本部はフランス、パリ。世界各地28の事務局があります。
紛争地、災害地域での医療援助の功績によって、1999年にノーベル平和賞を受賞しています。

国境なき医師団は 「医者と看護師」のイメージしかない、という方もるかもしれませんが、
この医療従事者に活動してもらうために、紛争地域や災害地域で必要な機材を調達、テントをはり、 仮設の病院を作り、水を確保し、患者が運ばれてきてもすぐに対応できる手術室の準備や、患者の休める部屋を用意するスタッフがいるんです。それがロジスティシャン。
(他に財務、人事をみるアドミニストレーターもいます)
この方々なくして、医療従事者は迅速に、安心して医療活動は行えません。

6月18日は 去年の10月から今年の1月まで バングラデシュにある
ロヒンギャ難民キャンプで活動を続けた国境なき医師団日本の藤田真人さんをお迎えして、
お話を伺います。

バングラデシュでも、ミャンマーでもない無国籍と言われているロヒンギャ難民の現状を
知ってください。
実は 藤田さん、国境なき医師団の前は民間企業で調達のお仕事をされていたとか、
今のロジスティシャンの仕事にまさに直結していますね。
企業では資材などはコスト重視になりますが、
人道支援では資材のクオリティーやアフターサービスが重視されるそう。なるほど、勉強になりますね
(頻繁に修理できないため、安価で劣悪品だと意味をなさない)

藤田さんが活動を行ったロヒンギャのいる難民キャンプには、70万のロヒンギャ難民がいると
いわれています。水やトイレの不足、衛生問題など、たちはだかる課題に次々対応していく
活動や原動力をぜひお聞きください。

6月11日は 放送はお休みです。