番組では、グラビアアイドル、珍ドルと、色んなアイドルを研究してきましたが、
今週のテーマは・・・、【地下アイドルを大研究!!】でした。
ご存じですか?秋葉原をはじめ、小さな劇場でのライブ・パフォーマンス
を中心に活動するアイドルが、地下アイドルなんです。
あまりテレビでは見かけませんが、熱狂的ファンが多数存在!
そんな地下アイドルの実情とは!?
なぜ地下アイドルになろうと?収入は?ファンは?将来の夢は?
■4時台:元祖"地下アイドル"「FICE(ファイス)!
テリーさんはFICEのお二方を見るなり、
「今いくよさん、くるよさんが来たかと思った!」。
▼結成のきっかけは?
「何かをやろう、誰もやってないことやろう、赤と青でやろう、GOGO!」
というノリで始めた。
どこにもいないユニットを作ろうと目指した。秋葉原がスタート。
▼そのド派手な衣装は?
ファッションのテーマは「めでたい」。
日本人が思うめでたいを考えたときに、
大阪のくいだおれ人形を女の子っぽく作った。
▼当時の秋葉原はどういう状況?
当時はアキバがまだ萌えを始めた頃。アイドルは全くいなかった。
そんな中、先駆け的にストリートライブを始めた。
周りを見ても自分たちぐらいしかいなかった...。
まあ、5年はお客がつかなかったけど...。
▼実は・・・
AKBが出て来た時、既にFICEはあのドンキホーテでLIVEをやっていた。
(着替えに使ってた場所が、今のAKBの劇場だそうです)
AKBを受けに来る子たち、親たちを見てたので、
「あのこたちも大きくなったな~」と感じた。悔しさとかはあまりない。
▼FICEはどんなパフォーマンス?歌?
歌は放送出来ない下ネタものもある。飾らない感じ。
▼スケジュールは?
スケジュールはビッチリ埋まってる!
年間200本のLIVE。神社のお祭りやスキー場などの営業!?に行く事も多い。
▼となると収入は?
とは言っても、衣装代やライブに関わる諸経費で消えてしまうので、
えんちん(赤)は、「バイク便や居酒屋、ティッシュ配りのバイトを掛け持ちしてました」。
ひよちん(青)は、「私はセレブなのでしてません」。
ちなみに、えんちんは高学歴なので親も理解があるとのこと。
某有名女子大出身との驚愕の情報が発覚!
▼ファンはどんな人たち?
98%が男性。最年長は62歳。お小遣いをくれないこともない。
▼最近の地下アイドルをどう思う?
えんちん
「最近の地下アイドルは、すぐ結果を出したがるんですよ。
なのですぐ辞めっちゃったりする...。
わたしたちは、売れる秘訣は語れないけど、長く続ける秘訣は語れる。
そんなとき言うのは、『売れたい』より『やりたい』でやるほうがいいよ、と」。
また・・・
「若くないと売れない、という脅迫観念を持つアイドルもいるが、
地下アイドルにはそういった次元を超越している子もいますよ」。
▼今後の夢は?
最終的には、金さん銀さんならぬ、赤さん青さんを目指している。
▼告知
定期主催ライブを、毎奇数月の第3土曜日と毎偶数月の第4土曜日に開催中!
詳しくは公式サイト、ブログ、Twitterで。「FICE」で検索してください!
■5時台:世界初の"罵っていい"アイドル「スルースキルズ」
(みづきあかりさん、西尾舞生さん)
▼スルースキルズが誕生した経緯は?
オーディションで「メンタルの強い子募集中!」という、ロンブー淳さんの企画に応募しただけ。
"罵られアイドル"になるとは全く知らなかった。
▼罵りって具体的にどんなの?
西尾は「ゲス」と呼ばれ、ステージに立つだけで「帰れ!」と罵声が飛ぶ。
でも、その罵りで、会場には一体感が生まれる。
罵声をあびせられたら「ありがとう」と返すのが正解。
▼しんどくないの?
さすがにキツイなと思うことはいっぱいある。
まだアイドル歴1年半なので「いつ卒業するんだ」とか言われると正直かなりツライ...。
▼ファンはどんな人たち?
アイドルファンは通常、オタク&ドMなので、
「アイドルを罵る」というコンセプトには、最初はファンも戸惑っていた...。
でも、今では物(靴、雪玉など)を投げつけるまでに成長。
また、ファン同士でもプロレスがあって、「ゲスはかわいいだろ!」とか、
いろいろな形のストレス発散がある。
▼これまでにされたあり得ない罵りって?
最低限のマナーは守ってくれる、けれど・・・、
「下半身触れ」みたいなのもあった。
▼ぶっちゃけ、収入は?
収入的には1カ月分が、居酒屋で一回飲んだら終わる程度...。
BBAの副業は、母親の化粧品販売の仕事の手伝い。(英語での作業)
下衆は、アンダーグラウンド業界のライターをやっている。
▼告知
10月16日に対バンイベントあり。「正統派アイドルと対戦します!」
詳しくはスルースキルズのHPやツイッターをチェック!
テリーさんがすっかりFICE、スルースキルズの魅力にハマったようで、
「応援するから!」と言ってて、そこまでになるとは想定してませんでしたが、、、
確かに、純粋に楽しんでやってるところ、1つの方向へまっすぐなところ
には心打たれました!トークも面白いし。
でも、もっと売れてもいいのにな~。
でも、彼女たちはあまりそれを望んでいないのかもしれませんが。
地下で頑張っている人がいる、
さあ、わたしたちも頑張りましょう!