2月14日。バレンタインデー。
今日のテーマは「ちょっと変わった、お悩み相談コンサルタント」!
巷に溢れる様々な"困ってます"という相談。
それに対応し問題を解決するスペシャリストたちが色んな業界にいらっしゃるのです!
一体、そのビジネスの裏側とは!?
実際、どんな悩み相談が来ているのか!?
■ゲスト1:「聞き上手倶楽部」代表 菊本裕三
▼どんなサービス?
あらゆる内容の電話相談に応じる「聞き上手倶楽部」。
悩み、愚痴、自慢、何でもOK。
恋愛、結婚、子育て、心の病などなど幅広く受け付けている。
▼どういったきっかけでこのサービスを思いついた?
もともとの仕事が美容師。腰痛をわずらいお店を畳んだのだが、
もともと、"聞き上手"で、お客さんが沢山付いていた。
それを活かし、うつ病などが取りざたされるようになった2006年に起業。
▼電話で寄せられる主な悩みは?
様々あれど、やっぱり【人間関係】の悩み・相談に行き着く。
電話を掛けてくるのは、8:2で女性が多い。年代は30代~40代。
「上司が理不尽・・・」「子供が・・・」「不倫してて・・・」と内容は様々。
▼電話相談のコツってあるの?
例えば、不倫してる人からの電話では、別れるべきかそうでないかは、
その人自身決めきれないでいる。
なので、そういう時は『決めないでいましょう』という。
要するに、「聞き上手」ではなく「話させ上手」。
▼過去にいたスゴいお客さまは?
最高で9時間50分話したこともある。
不思議なお客さんでいうと、男性で
朝、会社行く前に20分だけ話して下さいという人がいた。
▼ちなみにサービス料金は?
菊本さんの場合、10分で2000円。(10分1000円のコースもあり)
(9時間50分の人は11万8000円!)
▼普通の人が"聞き上手"になるには?
「事実は聞かないけど、感情に寄り添う」。
■ゲスト2:ラーメンコンサルタント 木村康宏
▼ラーメンコンサルタントの仕事とは?
ラーメン屋さんを儲かるように、味、内装、外装、サービス、など
様々な視点でアドバイスすること。
▼売れている、売れていない、その分かれ道は?
①「名物のものがあるのかどうか」
②「地元の人たちに求められているものかどうか」
▼地元の人たちのニーズはどうやって調べる?
その街に行き、2泊3日で動き回り、足で情報を稼ぐ。
喫茶店に行ったり、ファミレス、パチンコ屋に入ってどんな人が打っているのかを見たり、
コンビニの品揃えを見たりして、分析していく。
▼具体的なコンサルタントとは?
ある一定のところまでいけば、あとは必然的に売れる。
なので、例えば有楽町界隈で出店するとしたら、
①ビジネス街ゆえお昼のランチタイムが重要。早く出せて回転効率の良いメニューを考案するべし
②飲んだあと需要もある街ゆえ、夜食べられるラーメンを考案するべし
といった風にアドバイス。
▼沢山あるラーメン店、味はそれほど変わらないのに、すぐに潰れてしまうお店の特徴は?
話題性だけが先行しているお店。
そういうお店は一時のブームにはなるがすぐに飽きられてしまう。
▼ちなみにコンサルタント料金は?
一ヶ月単位で契約するので、1月3時間の面談で20万!
▼「売れねーじゃねーか!」と怒鳴られた事は?
ない!
■ゲスト3:Re婚カウンセラー 鈴木あけみ
▼Re婚とは?
「誰だって離婚なんて経験したくない。できれば修復した方がいい。
だから『もう一度』という意味を込めて、Re婚」。
▼どんな人が相談にくる?
実際、いま離婚は増えている。
訪れる人の90%は女性。しかし、男性も昔に比べ増えてきている。
▼離婚相談が多い原因とは?
いわゆる「プチモンスター」な奥さんが多いから。
プチモンスター妻とは、旦那さんに対して、上から目線で話すし、子どもには怒鳴る、ご飯は手抜きなど。
頑張って働いているのに「早く帰ってきて!」「お金もっと稼げ!」と無茶をいう。
また、世の男性が女性に求めるものは「優しさ」「素直さ」「謙虚さ」。
しかし、そんな女性にはなり得ていないのがほとんどの奥さん。
▼そんな奥さんに対してどうアドバイスする?
夫の欠点も含め、「とにかく褒めて下さい」とアドバイス。
実際、職場では否定ばかりで褒めてもらったことがない男性が非常に多い。
また、夫婦"再構築"には、男気力、経済力、SEX力を取り戻すことが必要。
【男気力】 夫が男らしさを見せて、リーダーシップを取ること。
妻を調子に乗せてはいけない。悪いことは悪いと妻へ指摘するべし!
【経済力】 会社勤めの経験をせず専業主婦になった妻は、仕事の大変さを知らない。
妻にパートに出てもらいお金を稼ぐことを提案したり、財布の紐を握り返す覚悟も!
【SEX力】プチモンスター妻が、毎日ガミガミ文句を言えば、夫は夜の営みをする気も起きない。
家庭では夫をたてるべし。浮気は妻の責任!
▼早く帰ってこない、男気のない人、夜がダメな人をどう褒めればいい?
「だって結婚してくれたんですよ。私を養う為に働いているし、
帰って来てくれるし、ごはんも食べてくれるし、子供も産ませてくれた。感謝しかない。」
女性は謙虚さを持って、「素敵、さすが、今日もありがとう」と、とにかく褒めまくるべし!
■お悩み相談ビジネスの裏側
いかがだったでしょうか。
専門家ならではの視点、経験を活かし、
世のため、人のために日夜活動する"アドバイスの達人"。
なるべくならお世話にならないことが良いのかもしれませんが、
困ったときには助けてくれる、とてもありがたい存在。
貴重なお話、ありがとうございました。
2014年02月14日