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チャレンジドアスリートとは

スポーツに打ち込み、磨き抜かれた技で、
観る者を感動・興奮させるアスリートたち。
アスリートの中には、障がいを持ちながら
国際舞台を目指している者たちもいる。
そんなアスリートたちの戦い続ける素顔、軌跡、
そして、支える人たちにも迫る
『ニッポン チャレンジド・アスリート』。


今週のピックアップアスリート

荒木美晴(たかはし・かずひろ)選手

荒木美晴(あらき・みはる)
MA SPORTS代表

関西在住のフリーライター。OL時代に観た長野パラリンピックをキッカケに障がい者スポーツに魅せられ、ライターに転身。2008年、有志と共に障がい者スポーツ専門サイト「MA SPORTS」を立ち上げ、現在代表を務めている。


■3月28日放送分(後編)

荒木さんはパラリンピックを、2000年のシドニー大会から去年のソチ大会まで、夏冬8大会連続で取材している。パラリンピックの注目度は年々高くなってきているが、特に3年前のロンドン大会は多くの観客が詰め掛け「オリンピックとパラリンピックの差がない大会」と言われた。現地で取材して感じた成功の理由は?「お客さんの盛り上がりや歓声が本当に凄かったんですが、イギリスはオリンピック選手・パラリンピック選手が共に『チームGB(GREAT BRITAIN)』のメンバーとして一緒に戦ったんですね。観客の意識も同じだったと思います。その一体感が成功の理由じゃないでしょうか」▼また、オリンピックの感動が冷めないうちに、すぐパラリンピックが始まり、それをTV局も生中継したという。「オリンピック選手のパレードも、パラリンピック終了を待って、チームGBとして合同で行ったんです。それも感動しましたね」▼2020年には東京でパラリンピックが開催される。ホスト国としてまだまだやらなければならないことは多い。「もっと障がい者スポーツの国際大会を日本に招致して欲しいですね。先日旭川でクロスカントリースキーのW杯が初めて開催されましたが、日本流のおもてなしを発揮するためにも、本番までにもっと国際大会の運営経験を積んだ方がいいと思います」「メディアも、パラリンピックの直前と開催中だけしか報道しない。それが日本にパラスポーツがなかなか根付かない原因じゃないでしょうか」…やはり、継続的な報道も必要である。▼最後に、荒木さんからメッセージをもらった。「パラスポーツは生で観ると、その迫力やスピードに圧倒されて、やみつきになる魅力があります。これは私の実体験です!何より、健常者に勝るとも劣らないパラアスリートの超人的な肉体、プレーは本当に格好いいです。是非一度、生でご覧になって頂きたいと思います」

半年間お聴き頂きました『ニッポン・チャレンジドアスリート』ですが、2015年春から放送時間枠が変わります。毎週、平日のお昼1時42分頃から、月〜木曜は『大谷ノブ彦 キキマス!』、金曜は『金曜ブラボー。』の中で放送。5日連続で、1人の方にお話を伺っていきます。春からも引き続き、「ニッポン チャレンジドアスリート」をよろしくお願いいたします。番組公式サイトはこちらです。https://www.1242.com/challenged/
tanaka_kikinnzoku

番組紹介

スポーツがいつも話題の中心の2014年。
国外では、ソチ冬季オリンピック、ブラジルワールドカップ、
国内では、プロ野球ペナントレース、Jリーグ、競馬、ゴルフ、相撲など。
また、2014年後半からも、プロ野球クライマックスシリーズ~日本シリーズ

日米野球、MLB、Jリーグ、アギレジャパン、東京マラソン。 これら話題のスポーツを数多く中継しているニッポン放送が
徹底的にスポーツを掘り下げる新スポーツ番組が
「サタデー ショウアップスポーツ」です!

プロフィール

師岡正雄(もろおか・まさお)

1960年2月15日生まれ。東京都出身。
Jリーグの開幕、ジョホールバルの奇跡、
WBCの2度の優勝などエポックメイキングなシーンを多数実況。
豊かな声量と明朗な声色が魅力のスポーツアナウンサー。宴会大好き、焼酎大好き。
ダイエットのためジョギングにトライするも膝痛に悩まされている。

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