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チャレンジドアスリートとは

スポーツに打ち込み、磨き抜かれた技で、
観る者を感動・興奮させるアスリートたち。
アスリートの中には、障がいを持ちながら
国際舞台を目指している者たちもいる。
そんなアスリートたちの戦い続ける素顔、軌跡、
そして、支える人たちにも迫る
『ニッポン チャレンジド・アスリート』。


今週のピックアップアスリート

落合啓士選手(おちあい・ひろし)選手

落合啓士
(おちあい・ひろし)選手

1977年、横浜生まれの37歳。10歳頃から徐々に視力が落ちていく「網膜色素変性症」にかかり18歳で視覚障がい者に。25歳でブラインドサッカーと出逢い、プレーを開始。2003年、日本代表に選ばれ、現在はキャプテンを務めている。

■12月13日放送分(後編)

日本開催で大いに注目を浴びた「ブラインドサッカー世界選手権」。日本代表は過去 最高の6位をマークした。この結果を落合はキャプテンとしてどう見ているのか?「目標 はベスト4以上だったので、一歩届かなかった。たくさん課題を得た大会になりました」▼ 世界トップクラスとの激闘を通じて得た新たな課題とは?「"攻撃力"ですね。今回とった スタイルがカウンターですので、速いドリブル、2~3人を上手くかわして強いシュートを 打つ...そういう細かい所ですね」▼日本の守備力は6試合でわずか1失点(12カ国中最少)と 鉄壁。攻撃力をアップさせれば頂点も見えてくる。他に感じたレベルの差は?「まずト ラップ。日本はボールを止めてからドリブルに入るまでに数秒掛かり、その間に体をぶつ けられてしまいます。でも世界トップは1、2秒でドリブルに持ち込みます」「あとはパス の精度ですね。強豪国はパスを上手く攻撃に繋げていました」▼日本代表の健闘で、落合 主将のツイッターもフォロワー数が急激に増えたという。周囲の反響、スタンドの熱気も これまでにないものだった。「ものすごく反響が大きくて"嬉しビックリ"って感じです ね。満員のサポーターの『ニッポン!』コールには鳥肌が立ちました」▼昔はやんちゃな 選手だったという落合は、キャプテンとしてチームをまとめるため陰でこんな努力をして いた。「まず自分がキャプテンとしてふさわしい人間になろうと意識しました。そのため にメンタルトレーニングを受けたり、チームメイトへかける言葉遣いなどもトレーナーの 方と一緒に研究していったんです」▼次回も落合キャプテンが登場。その競技人生に迫りま す。

tanaka_kikinnzoku

番組紹介

スポーツがいつも話題の中心の2014年。
国外では、ソチ冬季オリンピック、ブラジルワールドカップ、
国内では、プロ野球ペナントレース、Jリーグ、競馬、ゴルフ、相撲など。
また、2014年後半からも、プロ野球クライマックスシリーズ~日本シリーズ

日米野球、MLB、Jリーグ、アギレジャパン、東京マラソン。 これら話題のスポーツを数多く中継しているニッポン放送が
徹底的にスポーツを掘り下げる新スポーツ番組が
「サタデー ショウアップスポーツ」です!

プロフィール

師岡正雄(もろおか・まさお)

1960年2月15日生まれ。東京都出身。
Jリーグの開幕、ジョホールバルの奇跡、
WBCの2度の優勝などエポックメイキングなシーンを多数実況。
豊かな声量と明朗な声色が魅力のスポーツアナウンサー。宴会大好き、焼酎大好き。
ダイエットのためジョギングにトライするも膝痛に悩まされている。

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