生年月日:1957年8月1日
血液型:B型
出身地:大阪府
最終学歴:立教大学 法学部
趣味:スポーツジム通い
好きなアーティスト・曲:70年代、
80年代のポップス・ロック・歌謡曲、桑田佳祐氏
好きな俳優:高倉健、スティーブ・マックィーン
好きな映画:人間臭い映画。CG満載映画に感動しなくなってきた。
愛読書・愛読雑誌:乱読 積ん読
☆次回の放送は6月30日(日)です!
<一の膳♪>
ゲストは、野菜博士こと青果卸店「築地御厨」代表の内田悟さん。
一流シェフから絶大な信頼を誇る青果卸店「築地御厨」。
その代表として野菜を知り尽くしている内田さんなんですが、
野菜の道に入って32年!
日々、旬の野菜から季節を感じている内田さん。
今は夏野菜の走りの時期、ということで、
その代表格であるピーマンの目利きを教わりました!
油で焼いて食べるのがオススメ。
水分を飛ばすことによって実が凝縮し甘みが増します。
水分を補う炒め煮のような調理法が合います。
<二の膳♪>
関東地方も梅雨突入!
梅雨にまつわる食のアレコレ、世界の言い伝えや習慣をご紹介!
梅に雨と書いて「梅雨」・・・まさに梅の実が熟する頃に降る雨だから、と言われていますが、もともとは中国から伝わってきた言葉が、江戸時代に日本で浸透したため。
そんな名前にある通り、梅雨の時期に食べると良いとされているのが「梅干し」。
昔から「万病の薬」として重宝されてきた梅干しは、
疲労回復、食欲増進、夏バテ解消、そして、
中毒予防から二日酔いの改善、そしてアンチエイジングまで!
様々な効果があるとされ、梅雨は特に胃腸が疲れて消化吸収がうまくできず、調を崩しやすい時期。
そんな時にも消化を助け、殺菌作用も働き
体を整えてくれる食べ物として生活に浸透していきました。
そして・・・
所変わって雨の季節のインドやパキスタンの定番メニューといえば・・・「天ぷら」なんです。
こちら、「パコラ」と呼ばれるヒヨコ豆の粉を使った野菜の天ぷらなんですが、
かき揚げタイプのようなものもあり、スパイスがたっぷり入っていて、揚げたてはサクサク!
雨季になると、多くのレストランに
「パコラとチャイ」というセットメニューが登場するそうです。
雨季で下がりがちな気分や体温を揚げたてのパコラでアップさせ、
チャイで更に保温効果を持続させる、というのが由来なのだそう。
そして、雨の日の韓国で楽しまれているのは・・「チヂミ」です!
国の家庭では、昔から雨の日というと「チヂミ」を焼く習慣があるそうで、
「チヂミとマッコリ!」というのが定番!
元々、農家が多かった韓国では、雨が降ると畑に出られないため、
家族たちが集まって、手がかかる「チヂミ」をみんなで作って食べる、という習慣があったそうです。
「チヂミ」は一家団欒には欠かせないものだったんですね。
ところ変われば何とやら、
世界には、雨にまつわる食べ物や言い伝え、色々あるようです。
<三の膳♪>
今夜はお砂糖博士こと橋本仁先生が登場。
科学的観点、言語学的観点らのお砂糖について伺いました。
江戸時代に砂糖が国産化されるまで、砂糖はとても高価で一般の人の手に入らなかった物。
そんな名残りが残っているのが、日本の「甘さ」に関する表現。
庶民の間では砂糖を健康に悪いもの扱いにすることで、
砂糖を食べられないことへの鬱憤を晴らしていたような傾向があるんだとか。
英語では、「sweet」といえば、「Sweet home」,「 Sweet heart」と愛情がこもった良い意味につかわれますが、
日本語の「甘い」は悪もの、ちょっといただけないもの、の意味が強い。
(この写真ピントが甘い、君の計画は甘すぎる、甘ちょろい、甘い汁を吸うなどなど)
ですが、この「甘さ」は、「命の味覚」と言われるほど、原始時代から存在した命の原点の味覚。
人間のエネルギーのもとである太陽の光を我々人間が摂取する方法は、植物の「光合成」からですが、
植物の光合成で初めてこの世の中に生まれてくる物質は「糖」。
糖類が植物によって出現しなければ動物は生まれなかったそうで、甘みが命の根源なのです。
ちなみに、原始時代に人類が食べ物を探す際、基準としたのは、「甘さ」。
匂いと共に、口に入れて苦い物や渋いものは食べず、甘いものをだけを選んだそう。
そして、砂糖というと、人間にとって甘い糖類は単にカロリー即ちエネルギー源となる以外にも、
生体内での情報の受容や細胞同士の認識・識別 あるいは免疫機能などの生理活性の役割を演じているそう。
また疲れをとる物質としても役立っています。
様々な種類のあるお砂糖ですが、成分的にはほぼ皆同じ。目的によって使い分けると良いとされています。
<スマテソング♪>
本日のオンエア曲です。
・New Soul/ヤエル・ナイム
・Two Of Us/エイミー・マン&マイケル・ペン
・雨にうたえば/ジーン・ケリー
ゲストの内田さん、娘さんが幼い時にアトピーとわかり、そこから食に対しての意識が変わったそうです。
食事中お子さんの「美味しいね!」という言葉に「そういう季節だねー」と返した内田さん、
旬のものを食べながら季節を感じる・・・こんな会話がかわされる食卓、増えることを願っている・・・
この話を伺って思い浮かんだ曲が、父と娘を描いたハートフルな映画「アイ・アム・サム」の
サウンドトラックから「Two Of Us」。
ビートルズのカヴァーです。