今週《 週刊! Tokyo ダイアリー 》で紹介したのは...
● "日本の夏"を、金魚のアートで感じよう!☆
〜7月21日(日)10:00〜18:00
調布市文化会館たづくり展示室 東京都調布市小島町2-33-1
飼っていた一匹の金魚に魅せられて以来13年間、
金魚を唯一のテーマとして活動する美術作家、深堀隆介さんの、
初期から現在までの作品が一堂に会した展覧会です。
深堀さんの作品は、おもにアクリル絵の具を使って描かれているのですが、
その「額」となるのは、小さな升や大きな桶、そして、机の引き出しなど。
これらの器に、透明の樹脂を器に流し込み、固まった表面に少しずつ
金魚の体を描いては、さらに樹脂を流す......というのを繰り返し、
何層にも重ねて行くのだそうです。
こうして、器いっぱいに入った水の中を、まるで生きている金魚たちが
泳いでいるかのような、立体的で躍動感のある作品が生まれるんですね。
ちなみに、一層の樹脂が固まるのにかかる時間は......なんと2日間!
2日置く事によって気泡が抜けて、良い質感が生まれるのだそうです。
● 沖縄の"うた"への感謝を、東京でも楽しもう!☆
6月22日(土),23日(日)18::00〜
渋谷 CLUB QUATTRO 東京都渋谷区宇田川町32-13
「うたの日コンサート」とは、沖縄でビギンが 2001 年に始めたイベント。
沖縄での戦争が終わった、6月 23 日の「慰霊の日」の翌日を、歌に感謝し、
お祝いする"うたの日"と定め、このコンサートが始まりました。
太平洋戦争真っ只中の日本では、みんなで楽しく、大声で歌ったり踊ったりする
ことは許されませんでした。
それでも、沖縄の人は、山の中や防空壕の中で、
こっそりと小さな声で歌って踊って、お互いを励まし合ってきました。
そんな、今では当たり前のようにある"うた"に改めて感謝したい、
という想いの輪が、沖縄から東京へ広がって、
2006 年に「第1回 東京うたの日コンサート」が開催されました。
東京では8回目を迎える今年のテーマは"日本のカントリーソング"。
「日本の故郷の歌ってなんだろう?」という問いを胸に、
渋谷の老舗ライブハウス「B.Y.G」を拠点とするミュージシャンをはじめ、
ここでしか見る事ができないオリジナルバンドたちが、
渋谷の夜を"うた"で包みます。
02. 夏の誘惑 / フォーリーブス
05. 年下の男の子 キャンディーズ