生年月日:1983年10月23日
出身地:茨城県
血液型:A型
趣味:スポーツ観戦(野球)・ドライブ・アイドル研究・ゴルフなど。
千葉県千葉市・創立38年を迎えたさつきが丘医院で院長を務め、整形外科医 として、健康のプロとして肩こりや首痛の相談を受け続けてきた医学博士。
快適な睡眠のとり方など健康にまつわるワンポイントアドバイスを整形外科医の奥山先生とともに紹介する番組です。
今週のラジオ健康相談室には、関節リウマチに関する相談が寄せられました。
はじめのうちは、関節の痛みだったのが次第にひどくなり
最近は貧血も起きて家事をするのがつらくて
相談者の方は近所の整骨院や整体院でマッサージしたり、温熱療法をしているものの
なかなか改善しないという切実な内容のメールでした。
奥山先生によれば「マッサージや温熱療法で、リウマチが治ることはない」ということです。
関節リウマチとはおもに関節の内側にある滑膜が腫れたり炎症を起こたもので
それが続くと関節の変形をきたすこともあり
貧血や微熱、全身倦怠感などの全身症状を合併することもあるそうです。
ウイルスなどの刺激が加わって、免疫に異常が生じて起こる
自己免疫疾患のひとつと考えられているものの
原因は、まだ完全には分かっていないとか。
また、どの年代でもなる病気だそうですが、
特に30~40代の女性が発症するケースが多いということです。
番組ではアメリカのリウマチ学会が発表した7つの診断基準を紹介しました。
①朝のこわばりが1時間以上続く
②3つ以上の関節が腫れる
③手首や指の付け根、指先から2番目の関節が腫れる
④左右対称に腫れる
⑤皮下結節がある(しこりのようなもの)
⑥リウマトイド因子が陽性になる(血液検査)
⑦手のエックス線写真に異常所見がある
7つのチェックポイントのうち
4つ以上あてはまると、関節リウマチの可能性があるとか。
該当する方や、気になる方はぜひお近くの整形外科を受診して下さい。