三谷幸喜さんの作品に「ショウ マスト ゴーオン」という芝居があります。「幕を下ろすな」と言うサブタイトルもついていました。舞台の袖ではとんでもないことが起こり続けるのだけれども、それでもなんとか続けなければならないという抱腹絶倒の芝居でした。

 

何があっても芝居は続けるということから、始めたことは途中でやめてはならないという意味を持つ言葉です。

 

私の仕事もまさに「ショウ マスト ゴーオン」であります。「ごごばん!」というタイトルの番組は消えました。テレビでは超長寿番組を担当する山瀬まみさんのラジオでの長寿番組を作ることが出来なかったことが悔やまれてなりません。

 

ひとえに私の不徳の致すところであります。本当にまみちゃんごめんなさい!

 

と言いつつ、私は同じ曜日同じ開始時間の番組を担当することになりました。正直申し上げまして非常に複雑な心境でありますが、それでもやっぱり「ショー マスト ゴーオン」なのです。

 

手に職を持つていていいですねぇとよく言われるのですが、スタジオとマイクがなければ私なんぞただのおしゃべり野郎ですから。といいますか普段はそんにしゃべりませんから。それでも次の場所を与えてもらったからにはまたまた幕を上げるしかありません。

 

さぁ「ショー マスト ゴーオン!」