アメリカのキューブラー・ロスという医師が、1960年代半ばに死が避けられない患者さんとの対話の中で、多くの場合死を受け入れるまでに5つのプロセスがあることを発見しました。

 

第一段階は「否認」です。大きな衝撃を受けそんなはずはないと否認する段階です。

第2段階は「怒り」。なぜ自分がこんな目に遭うのかという怒りを『周囲にぶつける段階。

第3段階は「取引」で、なんでもするからなんとか命は助けて欲しいと取引を試みます。

第4段階の「抑うつ」は取引は無駄と知り運命に無力さを感じ失望感で何もできなくなる段階です。

そして第5段階は自分が死にゆくことを受け入れる「受容」という段階です。

 

これらの段階は、自分の死だけではなく肉親の死にも当てはまることがあると父を亡くした際に感じました。また死だけではなく人生に起こる様々に対しても程度の差はあるものの、この5段階を経て気持ちが徐々に整理されることも経験しました。

 

さて6日金曜日の放送で「ごごばん!フライデースペシャル」が3月27日の放送で終了することを突然お伝えしました。

 

ツイッターやメールでそれこそ「否認」や「「怒り」の言葉を多々いただきました。私自身もその後はどうするのかという大変にデリケートな問題も抱えているため、自分の気持ちが様々な段階を行きつ戻りつしている状況です。

 

とにもかくにも残された少ない回数を精一杯務めさせていただきます!