ブラジルW杯が始まりました。開幕戦の主審は私の出身高校の後輩、

西村雄一さんだったことから、ブラジルとクロアチアの試合もさることながらあんなに審判を見続けた試合はありませんでした。

しかもPKに関して非常に難しいジャッジがあったため、試合後は世界中のサッカーファンの注目を浴びることにもなりました。

 

あれが何かが起こる予兆だったのでしょうか・・・

 

スペインがオランダに5点取られたり、ウルグアイがコスタリカに負けたり、それでもサッカー先進国といわれるチームは上手いもんだなぁと感心したものです。

 

そして日本代表であります。開成高校野球部を題材にしたノンフィクション作品『弱くても勝てます』のように、今回は攻撃に重点を置くということでした。私立開成高校は守備を捨ててバットをブンブン振って大量得点を狙う作戦です。

 

今回の日本はその方式なのかなと思っていましたが・・・

今は日曜日の夜です。いやはや残念な気持ちで宿直勤務であります。

さてどうやって巻き返す日本!!

閑話休題

 

有楽町の三省堂では今、「伊集院静先生の本ではありません」というポスターとともに平積みになっている本が「のはなしし」。はいラジオ界の巨人、伊集院光さんのエッセイ集「のはなし」の第4弾』であります。

 

伊集院さんの事務所の方が先日「伊集院の本のことでちょっと上柳さんにご説明がありまして・・・」とおっしゃるのです。日頃から大変にお世話になっている方なので、「何をそんなに改まって??」

「伊集院さんはいったい私に関して何を書いたんだろう??」と結構ビクビクもんでお会いしましたよ。

 

そうしたら何のことはない、もったいないほど私を持ち上げていただき、そして「あったあったそういう事!」という二人に関するエピソードを書いてくださいました。あれはねぇ、きっと伊集院さんにそんなアドバイスをした自分が気恥ずかしかったのではないかと思うのですよ・・・って詳しいことは「のはなしし」をご覧くださいませ。

 

落語の本題に入る前の話を「枕」といいますが、談志師匠の枕はいつもドキドキしながら聴いたものですし、小三治師匠の枕は本にもなっています。志の輔師匠のそれは大笑いしながらもジェラシーを感じるほどの完成度であります。

 

「のはなし」シリーズは、元噺家の伊集院さんのまさに枕なのではないでしょうか。もし彼があのまま落語家でいたならば、「のはなし」の後にどんな噺を持ってきたでしょう。古典だったのか新作だったのか。そんなことを想像しながら読んでも楽しいです・・・というほど落語を知らない自分に気づいたりもしますが。

 

ということで伊集院さん、「のはなしし」を確かに受け取りました。わざわざありがとうございます!