那覇空港から車で約40分。沖縄本島中南部にある北谷(ちゃたん)は、町の面積の半分以上を嘉手納飛行場などの米軍施設が占め、町全体が国際色豊か。大規模ショッピングセンターに映画館やボーリング場などの娯楽施設も充実。県内唯一の観覧車は慶良間(けらま)諸島まで見渡せるそうです。
パーソナリティの河原れんさんは、古着やネルシャツが好きだった23、4歳の頃、北谷を訪れた事があるそうで、ミリタリー水筒を買った覚えがあるそうですよ。
そんな北谷名物「ハンビーナイトマーケット」をディスカバー!
米軍から返還されたハンビ―飛行場の跡地を活用して開催される週末のフリーマーケットは、夕方5時頃から本格的に店が開き、夜8時半~9時頃に最も賑わいを見せ、古着、ブランド品、食器、スポーツ用品、三線を含めた楽器など多種多様なお店がある中、米軍関係者が出品したと思われる輸入菓子やアメリカ製の洗剤、米軍払い下げのミリタリー用品や野戦食もあったりするそうです。
アメリカ製の家具などが欲しいアナタに朗報!米軍は6月前後に人事異動が多いらしく、アメリカに帰る人が日本に置いていく家具を出品する事が多い6月頃が狙い目だそうですよ。
番組後半「電話でディスカバー」のコーナーでは、地元に住む方と電話をつないで、最新情報や現地ならではのオススメを聞いています。今回は、沖縄に移り住んで11年の林部カナさんと電話を繋ぎました。
山形県出身のカナさんは沖縄の大学で音楽を学んでいたそうで、卒業後は一旦地元で就職をしたものの、「朝の日差しが沖縄であって欲しい」とか「山形には無いのに沖縄のスーパーに行こうと思ったり」とか「三車線の道路を通ると沖縄の国道58号線を走っているような気分になってしまう」とか、寝ても覚めても沖縄の事ばかり考えてしまい、「これはもう戻られば!」と沖縄移住を決めたそうです。
以前は自宅で音楽教室をしていたそうですが、アメリカの軍人さんの教え子が多く、2,3年で帰国する為、収入が安定しないという理由から、今は嘉手納基地で通訳の仕事をしているそうですよ。
ハンビーナイトマーケットについて伺った所、カナさんは行った事も出品した事もあるそうです。お昼頃からちょこちょこ出店している人も居ますが、夜暗くなってからだと屋台の電気が付いたり音楽が流れたり、お祭りのような雰囲気になるそうです!7~8時頃から見るのがオススメで、マーケットそのものは道路を挟んで両サイドにあり、規模はさほど広くなくコンパクトなので見やすいのだとか。アメリカ人の方が売っている青や蛍光色の派手なカップケーキなども珍しいので、味わってみるのもイイかもしれませんね。でも買い物をしなくても、夜のキラキラした雰囲気を味わうだけでも楽しいのだとか。
他に北谷のオススメを伺った所、アメリカンビレッジに出来た「デポ・アイランド」の中にある「ミハマ・キッズパーク」を教えてくれました。子供を室内で遊ばせられるので、自分はコーヒーを飲んだりとよく利用するそうですよ。
グルメでは、北谷の海側にある「タコス屋」というお店が美味しいそうで、セットを頼むと「タコス」と「タコライス」が両方味わえるとか。更にプラス100円で付いてくる「タコス・スティック」がカナさんはイチ押し!春巻きのような皮にタコが入って揚げてあるそうで、「ビールに合いそう~」と生方さんは生唾ゴックンしていました。
沖縄と言うとビーチや自然を味わうイメージが強いですが、買い物をメインに、アメリカの雰囲気を味わいに、雨でも楽しめる北谷を訪れる旅も良いのではないでしょうか?
関連情報;
American Village(アメリカンビィレッジ) http://www.okinawa-americanvillage.com/
Depot Island(デポ・アイランド) http://www.depot-island.co.jp/index.jsp
ミハマ・キッズパーク http://mihama-kids.com/
ファッションモデル。大学在学中にモデルオーディションの日本大会で準優勝し、19歳でデビュー。以来数多くのファッション誌に出演し、国内外のコレクションにも出演するなどグローバルに活躍。その健康的な美しさは、日本発信の世界に通用するアジアンビューティとして、多方面から注目を浴びている。http://tencarat-plume.jp/
作家。上智大学卒。07年処女作『瞬』を発表。続く小説『聖なる怪物たち』は連続ドラマ化され話題に。2012年2月には、東日本大震災を題材にしたノンフィクション『ナインデイズ-岩手県災害対策本部の闘い-』を発表。
無類の旅好きで、16歳で米国留学、18歳の時にバックパッカーで世界を旅する。以来旅の魅力に取りつかれ、めぐった国は多数。アメリカやヨーロッパの美しい街々のみならず、歴史的遺構や、大自然の奥地も探訪。