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Discovery Flight 沖縄編・第9回「泡盛」

 Discovery Flight 沖縄編・第9回(12月20日放送)では、「泡盛」を紹介しました。
沖縄で「お酒」と言えば「泡盛」を指すほど、地元ではお馴染みの泡盛。主にインディカ米を黒麹によって発行させ、もろみを蒸留したお酒で、3年以上貯蔵したものは古酒(クース)と呼ばれているそうです。ラフテーや足ディビチなど豚肉料理にも欠かせないそうで、泡盛を入れることで脂肪分がカットされるそうですよ!
 
そんな泡盛に関する島独特の飲み方「オトーリ」をディスカバー!
宮古島で一般的なオトーリとは一体何なのか...

(1)まずは泡盛の水割りが入ったピッチャーと、100cc位の"オトーリグラス"を一つ用意します。
(2)参加者全員が車座になって座る
(3)『親』を決め、まず親がグラスを持って口上を述べる(いわゆるスピーチで内容は何でもOK)
(4)スピーチの後「オトーリを回します」と宣言しグラスの泡盛を飲み干し、隣の人にグラスを渡して泡盛を注ぐ
(5)隣の人はグラスの泡盛を飲み干し親にグラスを返し、親はまたその隣の人にグラスを渡し泡盛を注ぐ。これを参加人数分繰り返す
(6)最後に『親』が、次の『親』を指名し、これを繰り返す

...と言うのが、一般的なオトーリのやり方!
 
「親」の口上の間は私語を慎むのがルール!ですが、あとは結構自由なのがオトーリの良い所。オトーリグラスに泡盛を注ぐ際、飲む量を自己申告で調整できるうえ、挨拶をせずに途中で帰っちゃっても構わないそうです。
このオトーリの習慣により宮古島の人は人前で話す事に慣れているため、口下手な人が多いと言われる沖縄の中でも「宮古出身はスピーチが上手い!」と言われているとか。余談ですが、ニッポン放送の垣花アナも宮古島出身です。
パーソナリティのお二人も、「すごく素敵!でも緊張しそう」「全国的にやった方がいいかも」と、オトーリには興味津々でした。
 
番組後半「電話でディスカバー」のコーナーでは、地元に住む方と電話をつないで、最新情報や現地ならではのオススメを聞いています。
今回は、沖縄県名護市に本社を置く酒造メーカー「ヘリオス酒造」通信販売事業部の山城陽一サンと電話を繋ぎました。
 
南部の南風原町(はえばる)町で生まれ育った、うちなんちゅの山城さん。現在は「電話オペレーター」と「泡盛の工場見学の案内」と「泡盛を作る工程を見習い中」をしているそうで、泡盛の事なら何でもござれ!と満を持しての登場!
スタジオには、ヘリオス酒造の一番人気「くら」をご用意!パーソナリティのお二人は飲みたいのを我慢しつつ、クンクン香りを嗅ぎながらお話を伺いました。
黒麹菌を使うことが決まりとなっている泡盛。樹齢70年以上の樫の木の樽を使用し、樽の内側を焦がすことでウイスキーのように甘く華やかな香りと口当たりがまろやかになるそうです。山城さんのお勧めの飲み方は、ズハリ水割り!!他にもソーダで割ってハイボールのようにしても美味しいそうですよ。
泡盛のだけでなく、梅酒や地ビールも作っているヘリオス酒造。特に「ゴーヤDRY」は、2011年の「インターナショナル・ビアコンティピション」で金賞受賞をしたそうで、ゴーヤとホップの苦みが時間差で来るんだとか。生方さんも河原さんも喉が鳴っておりました。
 
今回ディスカバーした「オトーリ」について伺った所、本島出身の山城さんはまだ経験した事がないそうで、是非やってみたいとの事。他に沖縄ならではのお酒にまつわるエピソードを伺った所、沖縄の人は「8時開始にしても8時に家を出るような【うちなんちゅタイム】が当たり前。また、居酒屋などで出てくる『おしぼり』を四つ折りにしてグラスの下に敷きコースター代わりにしているのが、沖縄の人の特徴なのだそうですよ!
ラフテーなどお料理にもよく使われる泡盛ですが、山城さんオススメは、昆布を炒めて煮る「クーブイリチー」だそうです。
 
お土産で泡盛を選ぶ時に迷ったら、初めての方は木の樽で熟成させた泡盛が飲みやすいそうです。またシークワーサー割りのオススメは、25度位のスッキリした泡盛が美味しいそうですよ。必死にメモした生方さん、きっと実践すること間違いないでしょう!貴女も是非、試してみて下さいね。
 
関連情報;
ヘリオス酒造 http://helios-syuzo.co.jp/

2013年12月25日

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