【杏のAnytime Andante】

世の中には、「天才」という種類の人間がいるんだなぁ...というのが、菅野よう子さんとお会いした後に、わたし（スタッフナンバー４番）が思った感想でありました。。。

「ごちそうさん」の音楽を担当している菅野よう子さんは、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ピアニスト、歌手...と多岐に渡って活躍！「マクロス」シリーズ、「創世のアクエリオン」、手掛けたCM曲は千曲以上...菅野よう子さんのビジュアルが浮かばない！という方でも、菅野よう子さんが手掛けた曲を、一曲も聴いたことがない！という人はいないのでは？去年の紅白歌合戦で、審査員席に座っていた姿も記憶に新しいですよね。

そんな菅野さんの天才発言の数々...杏ちゃんも、アーンと開いた口がふさがらない、そんな発言の数々...ダジャレを織り交ぜてしまったことをお詫びしつつ、以下引き続きご覧ください...。


■「わ～変な声！！やだ～～！！」
本番前のマイクチェックにて、自分の声を聴いた菅野さんの発言！！な ん て か わ い ら し ん だ！！！！
菅野さんのキュートすぎる発言により、本番前の緊張した雰囲気は和らぎ...これが、天才の神業？なのかもしれません...。


■「ウィーンの音はおいしそう！？」
「ごちそうさん」の音楽は、すべてウィーンで収録されているそうなんですが、菅野さんがウィーンを選んだ理由は「音楽表現の甘さがぴったり」だと思ったから！？ちゃんとした、いわゆるスタジオではなく、昔からあるダンスホールで収録したということで、よく聴くと、終わり際に電車の音が入っていたり...、郵便屋さんの足音が入っていたりするんだそうです。
現在発売中の「ごちそうさん」のサウンドトラック『ごちそうノォト』...そんなところにも注目して、ぜひ聴いてみてください。


■「杏さんの動き早い！包丁さばき...たくましさ...木のような感じ」
杏ちゃんと菅野さんが初めて会ったのは、「ごちそうさん」のカメラチェックの時。カメラチェックとは、撮影が始まる前に、実際にカメラの前で動いてみて、いろいろとチェックすることなんだそうですが...その場に菅野さんも立ち会っていたそうです。で、杏ちゃんの動きを見た菅野さんが感じたこと...というのが↑の内容なんですが......木って！？ｗ菅野さんは、台本を見るより、実際に人が動いているのを見たほうが得るものが大きいそうで、この日のカメラチェックを見ながら、その場でメロディを生み出していたんだとか！！なんかよくわからないですけど...すげぇ！！ですよね。

ちなみに、西門さんのテーマ曲は、ずっとベースのG（ソ）の音が鳴っていて、ぶれない感じを表現したんだそうです。
４曲目の「でんしんばしらのやうな」では、おいしそうなものを食べてよだれが出る感じを表現するために、バイオリンの「たらたらたら」という音が入っているそうです。なんか素人にはまったくよくわからないですけど...すげぇ！！ですよね。



■「レコードって裏も聴けるの？」
ニッポン放送のレコード室に実際に行って、気になったレコードをセレクト！オンエアするレコードルームのコーナーに、菅野さんにもお付き合いいただきました。ニッポン放送のレコード室を訪れた菅野さんは、「こんなに大量のレコードを見たの初めて！」とびっくりされていましたが...これ、意外ですよね！
なんと、菅野さんの自宅には、レコードが１枚もなかったそうで...買ったこともなく......いまだに自分でCDを買うことはない！自分のCDさえ、全部持っていない。テレビもほとんど見ずに育ったんだそうです！！

そんな菅野さんが、なんとな―くのフィーリングで選んだのがコチラ！

The Dooleysの『FULL HOUSE』
このレコードをスタジオで実際にかける曲に飛び出した発言が↑「レコードって裏も聴けるの？」菅野さんは、レコードにA面とB面があることも知らなかったんだそうです！！！！！！！！Σ(゜□゜(゜□゜*) ナニーッ!! Σ(ﾟ口ﾟ;).

そして、杏ちゃんが選んだのは...コチラ！

トッポジージョの人形劇の声優さんが歌謡曲を歌っているアルバム！杏ちゃんは「めっちゃシュール！予想していた以上！」と...衝撃を受けていました。


■今週の杏ちゃんイラスト■

とってもキュートな菅野さんをイラストに！菅野さんの天才っぷり！そしてかわいらしすぎるキャラクターが、このイラストからも伝わるのでは！？