AGES 〜エイジス〜

本日のパートナーは歌手の中孝介さん。
奄美大島在住の中さんを招いて
『島で暮らすという生き方』というテーマで奄美の現状について伺いました。
ＳＩＬＶＡへのお土産（島の名物・鶏飯と黒糖生キャラメル）を買ったにもかかわらず、

羽田から乗ったリムジンバスに置き忘れてしまったと
いきなり謝罪のことばからスタートしたこの日の放送。
先日、世界自然遺産への登録を目指してユネスコの暫定リスト追加が決まった奄美は、

佐渡島に次ぐ離島２番めの面積で、
海やもちろん、山も美しく、
奄美にしかいない固有の種も豊富。
まさに、世界遺産にすべき貴重な自然がいっぱいだそうです。
数時間前まで奄美にいた中さんは、貴重な鳥であるルリカケスを、
昼間ランチしたカフェで見たとか。
ホント、ステキなところなんですね。
（ちなみに中さんのおススメスポットは「金作原」という原生林だそうです）
しかし、島の過疎化や就職難は深刻。
中くんのように島を一度出ても戻る人は少なく、
高校を卒業するとほとんどの若者は島を離れ、
東京・大阪・福岡などへ行ってしまうとか。
むかしよりは地元を盛り上げようという気持ちが強くなっているようですが、
世界遺産登録を盛り上げようとか、産業誘致を進めようといった機運は
あまり高まっていないんだとか。
のんびりした奄美の人たちの気質のせいかもしれないという中さん。
でも、奄美にはなぜか目立ちたがり屋が多く、
結婚式には３００～４００人集まって、大余興大会が４時間以上続くんだそうです。
また、中さん自身は世界自然遺産に登録されて、
世界中から観光客が来るのはうれしいけど、いまのままの自然も残したいので
年間に訪れる観光客の総量規制を行なうような対策がうれしい、と
ホンネを語ってくれました。
今夜は南の島の素朴さが伝わってくる「ゆるきゃら」な、ほのぼのＡＧＥＳでした。
中孝介さんの『もっと日本。』プロジェクトはこちら・・・

http://www.facebook.com/atarikousuke.mottonippon

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2013年02月27日　島で暮らすということ