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Profile
戸田恵子
1957年9月12日 愛知県出身
タレント活動中に声優・演出家の野沢那智より声をかけられ、77年に野沢主宰の劇団・薔薇座へ入団。本格的な演技を学び 始め、『スイート・チャリティ』『踊れ艦隊のレディたち』など数多くのミュージカルに出演、看板女優として活動する。
主演した『スイート・チャリティ』で芸術祭賞演劇部門賞を、また外部出演したミュージカル『ミュージックマン』で葦原英了賞を受賞。 薔薇座には89年まで在籍し、同年には舞台『渾・身・愛』で第24回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。
三菱電機のテレビCMでは、杏の義母、若林正恭(オードリー)の母役として出演中。
2018.11.25
#156 アスリートを支える匠たち
スポーツの世界で華やかに活躍する選手の裏では選手が最高のパフォーマンスを出せるよう日々試行錯誤の毎日を送る職人たちがいるのをご存じでしょうか。
たとえば、プロ野球の選手たちを支えるバット職人たち!かつてはスポーツ用品ミズノに、久保田五十一さんというバットマイスターがいらっしゃりイチローさんや、原辰徳さん、落合博満さんや松井秀喜さんをはじめ多くの名選手たちに愛されるバットを作られて、バットの神様と呼ばれていたそうです。
ミズノの他にも、国内十数社のメーカーがバットを作っていますがその1つで、スポーツ用品メーカーZETTではプロ野球12球団のおよそ130人の選手たちのバットを製作されているそうです。
夏目良夫さんや熊谷昌典さんたちバットマイスターが選手から、直接 グリップの握り具合やボールをミートする位置など細かい要望を聞いて、一本一本、手で削り出していくそうですがその単位は、わずか0.2mm単位!
阪神タイガースの赤星憲広選手からはバットの握ったときの感覚を調整してほしいという注文も受けたこともあるそうです…
計算することができない「感覚」まで形にできるのが職人魂というものかも知れませんね。
そしてお電話でお話しを伺ったのは東京の下町、墨田区にあるスポーツ器具・施設製造、販売をされている株式会社 ウエサカ ティー・イーの長谷川健悟さん。
手がけているのは、オリンピック競技の重量挙げで使用されるバーベル!
ウエサカのバーベルは世界的にも高く評価されていて、一九六四年の東京五輪を皮切りに、ソウル、バルセロナ、アトランタ、シドニー、アテネの五輪で採用されたそうです。
そして日本国内でバーベルを製造されているのは長谷川さんだけなんだそうです!
国際重量挙げ連の規定ではウエート(重り)を外したバーの重量は男子は二十キロ。
上限二十グラム、下限十グラムまでの誤差が認められているそうですが、長谷川さんは上限三グラム、下限はぴったり二十キロと自分で決めているそうです。
そして真っすぐに見える鋼の棒のミリ単位のゆがみをハンマーで叩いていくそうですが、どこを叩くかとかの力加減はもう感覚という職人技。
長谷川さんのバーベルは「最高の品質で本当に信頼できる」と選手から絶賛されているそうです。
東京オリンピックに採用されるかどうか!?戸田さんも期待して楽しみに競技を見たいそうです!