世界を舞台に活躍されています、指揮者の西本智実さんをお迎えしました。
現在、「イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」で芸術監督兼首席指揮者をつとめていらっしゃいます。
日本のクラシックシーンを代表する指揮者のお一人。
女性の指揮者は世界でも1％もいないというお話も。

指揮をされるときは、礼服を着て、作品に色をつけないように黒い色を選ばれているものの、
中には明るいオレンジ色のものを身に着けて気分を上げられていらしているそう！

大阪音楽大学作曲学科作曲専攻卒業後、ロシア国立サンクトペテルブルク音楽院オペラ・シンフォニー指揮科に留学。
ムソルグスキー＝ミハイロフスキー記念サンクトペテルブルク国立アカデミックオペラバレエ劇場（旧レニングラード国立歌劇場）の首席客演指揮者（2004～2006）、
ロシア国立交響楽団首席客演指揮者（2010～2011）などを歴任。
2014年には「才能と芸術性と功績に対して」ヴァチカンの音楽財団より【名誉賞】が最年少で授与され、毎年招聘されている。

大学では作曲を学ばれた西本さん。

「作曲を専攻する人は大学でも少ない人数なんです。
クラシック音楽というのは楽譜をもとに演奏しますね。
作曲家というのはその設計図を書いた方。演奏家というのはそれを具現化する方。
指揮者っていうのは現場監督を兼ねている感じなんですね。
ですから、まず音楽における建築、作曲の勉強をしたいと思って専攻しました。」

これまでで30数か国で指揮をされて、語学の難しさを感じることもあるそう。
日本のオーケストラが海外に招聘されるのは現在少ない中、「イルミナートフィルハーモニーオーケストラ」は海外でも活躍されています。

▼コンサート
「西本智実　～世界へ！祈りの第九～」ヴァチカン国際音楽祭2019記念
2019.08.18（日）＠サントリーホール

「　西本智実オフィシャルサイト　」

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