アフリカの電気のない村に光を届けたい

photo by Naoko Sakuragi

アフリカの電気のない村に光を届けたい、そんな活動をしている日本人アーティストがいる。桜木奈央子(フォトグラファー)、島田正道(ライトアーティスト)、井岡由実(Rin)(アーティスト/教育者)の3名だ。

20年にわたりウガンダに通っている桜木奈央子は、こんな体験した。内戦が長く続いたウガンダでは、内戦中は電気を点けることができず、暗闇の中で子供たちと、星空の光とたき火のあたたかさを感じたという。ある夜、ノートパソコンで子供たちと、映画を観る経験をしたところ、10年後に「あの時、みんなで観た映画が忘れられない」と言われた。それをきっかけに、2016年に「cinema stars アフリカ星空映画館」を立ち上げ、ウガンダをベースにプロジェクターとスクリーン、スピーカーを持って学校や村をまわり、たくさんのアフリカの子どもたちに「はじめての映画体験」を届けてきた。

島田正道は、桜木奈央子から焚火の経験を聞いて、星空映画館をイルミネーションで照らしたいと考えて、参加することを決めた。光の世界で彩り、ウガンダの悲しい過去が明るい未来につながる、そんなひと時を作りたい、という思いだ。

井岡由実(Rin)は、日本の子供とウガンダの子供の作品による交流を担当する。井岡は、今回の取り組みに関して、このようにコメントをした。

「海外でワークショップを行った際に、言葉が通じなくても、作品を通じてコミュニケーションができることを経験した。日本の子供たちと、ウガンダの子供たちで作品で交流を実現したい」

アフリカの夜を光で彩り、映画体験、作品作りを行うプロジェクト「HIKARI Africa Project」。日本人アーティスト3名の活動に期待したい。

なお、「HIKARI Africa Project」は、2018年秋にウガンダでの開催を目指して、クラウドファンディングにて資金を募集している。詳しくはHPを参照してほしい。

「HIKARI Africa Project」
https://motion-gallery.net/projects/hikari-africa

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