タイヤの溝（模様）のタイプ

『タイヤ』の中には空気とゴム以外にも、ワイヤーや繊維などが複雑に組み込んであります。それによって、しなやかさを出して、さらに回転や熱、衝撃などに耐えられるようになっています。

溝（模様）は4種類

『タイヤ』が地面に接する部分を『トレッド』、そこに刻まれた溝（模様）のことを『トレッドパターン』と言います。
『トレッドパターン』は、大きく分けると4つの種類があります。

①『リブ型』

溝の部分が縦方向に直線、またはジグザグの形で規則的に並んでいます。
タイヤが転がる時の抵抗が少ないため、高速で走る時でも安定した運転が出来ます。他にも水はけが良い、横滑りに強い、音が静か・・・といった特徴があります。

②『ラグ型』

『リブ型』とは対照的に、大きな溝が横の方向に刻まれています。
舗装されていない道でも、安定性に優れています。
他にも走り出す時の力や、スピードを落としたり、ブレーキをかけた時の力にも優れています。

③『リブラグ型』

『リブ型』と『ラグ型』の2つを合わせたもので、両方の良い所を持っています。

④『ブロック型パターン』

独立したブロック（かたまり）で形成されています。
雪道や泥道にも強くて、『スタッドレスタイヤ』などに採用されています。

このように『タイヤ』のパターンは様々なタイプに分かれていて、メーカーや商品によって、微妙に形が変わっています。

(2018年4月4日放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング　鈴木杏樹のいってらっしゃい

ニッポン放送ほか全国ネット
FM93AM1242ニッポン放送 月～金 朝7:37から（「飯田浩司のOK! Cozy up！」内）
ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。