日本一海に近い駅で日本海を眺めながら日本酒で一杯!「越乃Shu*Kuraの旅」③~直江津駅「磯の漁火」(1,250円) 【ライター望月の駅弁膝栗毛】

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北陸新幹線の上越妙高を発着駅に、新潟県内を走る「酒」をテーマにした観光列車「越乃Shu*Kura(こしの・シュクラ)」。
「藍下黒(あいしたぐろ)」と呼ばれる濃い青色のキハ40・48形気動車が3両編成で、2014年春から週末を中心に信越本線を快走しています。
上越妙高を10:02に発った「越乃Shu*Kura」十日町行は、高田、直江津、潟町(かたまち)と停車して青海川(おうみがわ)へ・・・。
この「青海川駅」で「越乃Shu*Kura」は10:44~50まで「6分間」停車します。

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6分も停まるのは・・・ホームの目の前がもう「日本海」だから!
実は信越本線・青海川駅は「日本一海に近い駅」とも言われています。
下り(長岡方面)ホームの下が波打ち際で、列車の窓から海の底が見えてしまうほど「海に近い」!!
景色の美しさゆえ、数々のドラマや映画の「ロケ地」になっており、私の世代ですと「高校教師」(平成5(1993)年放映)の最終回が印象的です。
参考:柏崎市HP

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信越本線の柿崎~柏崎間は、日本有数の美しい海沿いを走る区間。
直江津→長岡方面行の下り列車に乗って、進行左手に座れば、空・海・砂浜を独占できます。
特にこの時期(夏)に見ることが出来る「日本海の澄んだ青色」はとても印象的。
この「青」は太平洋側ではまず見られません。
「越乃Shu*Kura」であれば、この海を眺めて一杯やれるのですから、こりゃたまりません!!
乗車した日は地元の保育園のちびっ子達が美しい景色の中で垂れ幕を掲げて歓迎してくれました。

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あっという間に「青海川駅」での6分の停車時間はは過ぎてしまいました。
海の写真を撮ったり、車両の写真を撮ったりしているだけで、スグに発車時刻となります。
乗務員の皆さんに促されて、早々に車内へ戻ります。

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「振る舞い酒で~す!!」
アテンダントの方がお酒が入ったミニカップをたくさん抱えてやってきました。
実は「越乃Shu*Kura」の車内では「振る舞い酒」と称した無料試飲体験が行われる日があります。
(7月)1・3・15・31
(8月)12・14
(9月)4・11・19・22・23・25・30

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振る舞われた酒は、清酒「松乃井」(十日町市・松乃井酒造場)。
軽い味わい、65%精米で米の旨みを活かしたやわらかさが特徴の辛口です。

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車窓の日本海を眺めていただきます。
この日の「越乃Shu*Kura」は十日町行。
終点・十日町まで乗って行ったら、きっと「松乃井酒造場」さんへ足を運んでみたくなりますよね!

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こんな新潟の地酒に合いそうな直江津駅弁・・・まだまだあります!
今回は「ホテルハイマート」の「磯の漁火」(1,250円)をアップ。
コレは特に信越本線・柿崎~柏崎間の「日本海」を眺めながら「日本酒」で一杯やってほしい、おつまみにもいい駅弁!

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この「磯の漁火」、ただのおつまみ駅弁じゃないんです。
以前ご紹介した「鱈めし」と並んで、今や、直江津の看板駅弁と言ってもイイ存在。
平成25(2013)年にJR東日本エリアで行われた駅弁コンテスト「駅弁味の陣」では2位の「駅弁副将軍」を受賞しています。
加えて、地域へのこだわりが評価された「郷土賞」をダブル受賞した駅弁なんですね。

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「磯の漁火」は二段重ねの駅弁。
上の段には名物の一夜干しするめ、さざえ煮、、揚げ甘海老、カニの身が入ったもずく酢・・・と酒が進みそうなおかずばかり。
そして下の段には、上越産のコシヒカリを使った鮭おにぎりと梅干おにぎりが2個入って、〆にピッタリ!
実は先日紹介した「するてん」と共通点が多い駅弁なんですが、どちらも「越乃Shu*Kura」のお供にしたいところ。
駅弁は「磯の漁火」をチョイスして「するてん」は単品にすれば、「ホテルハイマート」のつまみ駅弁フルコース!
あっ「するめ」が天ぷらと焼きのダブルになっちゃう・・・なんてコレはもう嬉しい悩み!!

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そんな「越乃Shu*Kura」での地酒&駅弁タイムを心地よいものにしてくれるのが「音楽」。
車内イベントの1つとして「ジャズ」や「ラテン」の生演奏が行われます。
乗車した日は、およそ2週間に1度の「JAZZ生演奏スペシャルデー」でボーカルの方が乗車して、生唄の披露もありました。
1回の演奏はおよそ20分、お酒と音楽で最高のほろ酔い気分です。
このほか地酒の蔵元が乗り込んで「イベント」が行われる日もあるようです。

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上越妙高からおよそ1時間半、快速「越乃Shu*Kura」は定刻通り11:33に長岡に到着。
乗車した日は、残念ながら(?)午後にニッポン放送で仕事があったため、ココで下りて上越新幹線でとんぼ帰り・・・。
「越乃Shu*Kura」は長岡で進行方向を変えて上越線に入り、途中の越後川口から飯山線に乗り入れて十日町へ向かいます。
終点・十日町には12:32着となり、長岡からはさらに1時間弱の旅となります。
十日町からは飯山線の観光列車「おいこっと」と組み合わせて、再び北陸新幹線の飯山・長野方面へ周遊することも可能。
日本トップクラスの米どころ、酒どころを巡る観光列車の旅に、上越&北陸の2つの新幹線を組み合わせて満喫してみてはいかがでしょうか?

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
「ライター望月の駅弁膝栗毛」
(取材・文:望月崇史)

【ごあいさつ】
はじめまして、放送作家の望月崇史(もちづき・たかふみ)と申します。
ニッポン放送には、昔の有楽町の社屋の頃から、かれこれ20年お世話になっています。
最近では、月~木・深夜24時からの「ミュ~コミ+プラス」で放送された、
ルートハンター」のコーナーに、5年ほど出演させていただきました。

そんな私がライフワークとしているのが「駅弁」の食べ歩き。
1年間に食べる「駅弁」の数は多い年でのべ500個。
通算でも4500個を超えているものと思います。
きっかけとなったのも、実はニッポン放送の番組。
2002年~05年に放送された「井筒和幸の土曜ニュースアドベンチャー」の
番組ウェブサイトで「ライター望月の駅弁膝栗毛」を連載することになり、
本格的に「全国の駅弁をひたすら食べまくる生活」に入りました。
以来、私自身のサイトや、近年は「ライター望月の駅弁いい気分」というブログで
「1日1駅弁」を基本に「駅弁」の紹介を続けています。
”駅弁生活15年目”、縁あってニッポン放送のサイトで連載させていただくことになりました。
3つの原則で「駅弁」の紹介をしていきたいと思います。

①1日1駅弁
②駅弁は現地購入
③駅弁のある「旅」も紹介

「1日1駅弁」ですので、日によって情報の濃淡はありますが、
出来るだけ旬の駅弁と鉄道旅の魅力をアップしていきますので、
ゆるりとお付き合い下さい。

【プロフィール】

望月崇史(もちづき・たかふみ)望月

1975年12月8日静岡県生まれ。
早稲田大学在学中から、ニッポン放送で放送作家に。
卒業後の2002年「井筒和幸の土曜ニュースアドベンチャー」の番組サイトで始めた
ライター望月の駅弁膝栗毛」をきっかけに、全国の駅弁食べ歩きをスタート。
以来およそ15年、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。
1日1駅弁のウェブ紹介を日課とし、これまでに食べた駅弁は4500個以上。
ニッポン放送「ミュ~コミ・プラス」ルートハンター、鉄道特番などにも出演。
丸の内朝大学・温泉クラスの講師も務める。