プレミアムフライデーは週休3日制への一歩になる? 森永卓郎

「垣花正 あなたとハッピー!」(3月21日放送)に経済アナリストの森永卓郎が出演し、『プレミアムフライデー!その本当の価値とは?』というテーマで解説を行った。

「プレミアムフライデー」・・・すでに懐かしささえ感じてしまう言葉。そもそもプレミアムフライデー(以下、プレ金)とは、毎月末の金曜日に仕事を早めに切り上げる習慣を広げ、個人消費の活性化や働き方改革につなげましょうという経済産業省の取り組み。しかし!目に見えた効果が現れていないのが現実。そこで今回は「プレ金」超推奨派・森永卓郎が、その現状を語った。

森永)「プレ金」による経済効果が小さいとか、いろいろと言われていますが、わたしは声を大にして言いたい!これぞ、日本政治の最大のヒット政策だということを!これをドンドン推進していかなければいけないのが、いまの私の立場なんです。

一体なぜ、世間にそこまで浸透していない「プレ金」を推進するのか・・・。森永曰くプレ金は国民の未来にかかわること!もっと身近な問題として考えるべきだという。

森永)なぜなら、プレ金は週休3日制への大切な第一歩だと思っています!

1980年代半ばまで、日本では週休2日制は一般的でなかった。当時、経済企画庁にいた森永は、労働時間短縮を掲げ、週休2日制の普及を強く主張。当時は物凄い批判。通産省はおろか、労働省にも呼び出され、「そんなことをしたら、日本の中小企業はみんな潰れてしまうだろバカ」と真顔で怒られたこともあった。これから第四の産業革命がスタート、AI(人工知能)の普及で世の中は激変していく!野村総研では、将来的にAIが49%の職業を消滅させることになると予測。しかし、実は恐れる必要はない!

森永)AIや人工知能が仕事をやってくれるなら「休んじゃおうぜ!」ってことなんです。
垣花)しかし、休んだ分、給料が下がってしまったら…やっぱり働かなきゃいけないですよね。
森永)思い出してみて下さい。週休2日になってから我々の給料、下がりましたか?そう、別に下がっているわけではない。つまり、社会をうまく動かしていけば、給料は下げずに、休みだけが増えるというのは、じゅうぶん可能なんです。

つまり、「プレ金」は、週休3日の“大事な第一歩”だと語る森永氏。

森永)この週休3日、現実にできると思いますよ。みなさん、働いている会社で自分がいないとうまく回らないと思ってますよね?実はそんなことはない。あなたがいなくても、ちゃーんと回るんです。

毎週木曜日が“週末”になる時代が、30年後、来るかもしれない?! そんな「プレミアムフライデー」の大切さを解説した。

 

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月~金 8:00~11:30

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