森友文書の書き換え疑惑~本当ならばどうなる?

3/7(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

麻生財務相「全省をあげて調査をする」
7:02~高嶋ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

朝日新聞「森友文書 書き換えの疑い」報道は本当なのか?

今月2日に朝日新聞が報じた森友文書の書き換えの疑惑。その真偽や、書き換えが事実だった場合。政権への影響はどうなのか? ジャーナリストの鈴木哲夫が解説。

麻生財務大臣)捜査に関する影響に配慮しつつ、一方国政調査権ということも踏まえて、全省をあげて調査を進めていきたい。

二階幹事長)どういう理由で国会から要求された資料を出せないのかどうか。出せないというのは我々もちょっと理解できないですよね。

高嶋)朝日新聞が3月2日付けの朝刊で掲載した「森友文書 書き換えの疑い」という記事ですが、最初私が見たときは、また朝日が先走ってやっているのかなと勝手に思っていました。
ところが、今日の新聞を見ると問題の質、根本が違うと。扱いを間違えると大火事になるよというような認識が自民党内でも出て来ているということなのですね。これはどの辺を指していますか?

鈴木)“書き換えた”ということになると、1度行政が決済さえた文書がもし書き換えられたということになったら、これはもう行政の信頼どころか大問題になるわけです。
では本当にこの朝日新聞の報じている通りなのかというと、朝日はもちろん確認をしているというような表現をしていますが、「現物があるのかどうか」という話になるわけです。現物を実際に朝日が持っているのかいないのか、持っていればスクープを3段目、4段目くらいにズバンと出して来るのではないかとか。

高嶋)持っていたら写真に写して見せるでしょう。だって絶好ですよ。「価格提示を行う」とか「本件の特殊性」とか「特例的な内容」とか、そういうのが書き換えられたと言われていて。

鈴木)実際にそれを持っているのかどうかというのが今ポイントになっているのと、でも本当にそんなことが無いのであれば、財務省とか、麻生さんにしても答弁で「そんなことありません」と言えば良いのに「調べてみます」と言っています。そう言うということは「あれ、おかしいんじゃないの? 怪しいんじゃないの?」と思いますよね。

高嶋)今原本が大阪地検にあるからと言って、それをひとつの隠れ蓑にしていますよね。「だから詳しいことは言えない」みたいな。

鈴木)まあ隠れ蓑に見えるというか、本当に無いのかもしれないし。実際に「現物があるのかどうか」というところが大きなポイントになってきているわけです。

書き換え疑惑が真実なら政権への影響は大きい

高嶋)これはどうなっていきますか?

鈴木)もしこれが本当ならば政権への打撃は免れないということですよね。安倍政権は今まで森友学園でいろんなことで乗り越えて来たのだけど、大元の根本でこうやっていじっていたなんてことになると、全て「今までの答弁は何だ」という話になってきますからね。

高嶋)その文書を変えたのではないかと疑われているコメントというか文が全部安倍総理に対する配慮なのですよね。

鈴木)俗に言う“忖度”ですよね。

高嶋)これはどうしてそうなってしまったのですかね?

鈴木)これはある種の「霞が関と官邸」の力関係というのもあります。昔は財務省とか旧大蔵省なんていうのは強くて、官邸にプレッシャーなんかを掛けていたのですが、今は良くも悪くも官邸主導で、これは悪い面も良い面もあるのですが、官邸――つまり政治主導が強いから、官僚というのは今内閣人事権に握られていますからね。
そういう意味では鬱積したものがある一方で、やはり官邸に対しては気を遣わなくてはいけないというのがある。そんなところから忖度が生まれたのではないかとは言われています。

高嶋)しかしそれではいけないというようなニュアンスで、リークしている動きもけっこう大きいと。

鈴木)“役所の反乱”という、去年の文部科学省のケースというのはまさにそういう部分がありましたよね。官僚は官僚の正義でしょうけれども、政治主導というのは日本では正しい。
だけど今回の問題はやはり森友学園の枠を超えて行政としてどうなのかというのが判断ですから、これはやはり“現物”がどうなのか、ここが最大の山場になってきます。

高嶋ひでたけのあさラジ!
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