平昌五輪~羽生はどんな演目で挑むのか?

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2/14(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!③

期待される日本の金メダルラッシュ
7:10~やじうまニュースネットワーク

小平奈緒 スピードスケート 平昌 五輪

【平昌五輪2018スピードスケート】練習に臨む小平奈緒=2018年2月13日江陵オーバル 写真提供:産経新聞社

本日メダルラッシュが期待大!

平昌オリンピックのスピードスケート女子1,000メートルが今夜行われ、この種目の世界記録保持者で優勝候補筆頭の小平奈緒選手の他、高木美帆選手が出場する。一方フィギュアスケート男子でこの大会が怪我からの復帰となる羽生結弦選手が、昨日本番のリンクで公開練習を行った。

平昌オリンピックは今日、複数のメダル獲得が期待されるスピードスケート女子1,000メートルが行われ、この種目の世界記録保持者・小平奈緒選手の他高木美帆選手が出場します。小平選手は今シーズン、ワールドカップの1,000メートルでは3勝を上げていて、優勝候補筆頭です。高木美帆選手も一昨日銀メダルを獲得した1,500メートルに続いて表彰台を狙います。

レースは今夜7時に最初の組がスタートする予定で、高木選手は14番目、小平選手は15番目に登場することになっています。

一方ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルには前回のソチオリンピック銀メダル獲得の渡部暁斗選手の他、渡部善斗選手、山元豪選手、そして永井秀昭選手が出場します。

渡部暁斗選手は昨日本番前最後のジャンプの練習に参加しまして「金メダル第1号になりたい」と宣言しました。個人で金メダルを獲得すれば複合の日本勢では初めてということになります。鍵になるのは前半のジャンプですが、昨日も風が荒れていました。渡部暁斗選手は「風のせいにはしないよう、自分の良いジャンプをしたい。日本チームに良い流れが来ている」と話していました。

ノルディック複合の個人ノーマルヒルは今日の午後3時から前半のジャンプが行われます。

そしてスノーボードの男子ハーフパイプ決勝はソチオリンピック銀メダリストの予選3位である平野歩夢選手に優勝の期待が掛かります。予選5位の片山来夢選手、予選10位の戸塚優斗選手も上位を睨みます。

決勝は12人が3回ずつ滑って、3回の内最も高い得点で競うことになっています。

羽生結弦 フィギュアスケート 公式練習

公式練習で調整するフィギュアスケート男子の羽生結弦=2018年2月13日江陵(共同) 写真提供:共同通信社

羽生結弦選手が初の公式練習 4回転ジャンプを5回成功

フィギュアスケート男子の羽生結弦選手、昨日江陵(カンヌン)アイスアリーナの本番のリンクで初めて公式練習を行いました。その練習後の記者会見の模様です。

羽生選手)自分の中ではクリーンに滑れば絶対に勝てるという自信はあるし、そういう風に本当に思っているので、そのクリーンに滑るプログラムを何にしていくかというのはこれから徐々に調子を上げていく中で決めたいと思っています。何も不安要素は無いです。

森田)フィギュアスケート男子のショートプログラムは明後日16日に行われますが、この昨日の羽生選手の練習、それから記者会見を取材しましたニッポン放送平昌オリンピックレポーターのスポーツ部・林佑介ディレクターに伝えてもらいます。林さん、昨日の練習ですが、4回転ジャンプを5回跳んだようですね?

林ディレクター)そうですね。実際に4回転のジャンプにも挑戦しまして、また昨年11月に痛めた右足首も気になったのですけども、特に本人が庇うような様子も無く、全く自然体で練習していたというような印象を受けました。

森田)4回転をいつ頃から跳び始められるようになったのですかね?

林ディレクター)本人が会見でも言っていたのですけど、4回転に関しては2週間くらい前から練習をし始めたと。またトリプルアクセルに関しても3週間くらい前から練習をしているということで、本人的にはこの辺は全く不安視していない様子でしたね。

森田)「勝てる自信もある」と言っていたようですよね。

林ディレクター)そうですね。私も表情を会見で見ておりましたけど「クリーンに滑れば絶対に勝てる。何も不安要素は無い」という風に言っておりまして、これは自分に言い聞かせるような感じでは全く無くて、客観的に絶対的な自信があるというような表情に映りました。

森田)これでいよいよ明後日に迫っているのですけど、どういう演目にするかなど、その辺はまだ具体的には言っていないということですね?

林ディレクター)そうですね。本人の口からは語っておりませんでしたが、「クリーンに滑れば」と言っておりましたので、無理して変なミスをするよりはというところはあるのかなという風に感じましたね。

羽生結弦 記者会見 フィギュアスケート 平昌 オリンピック

公式練習を終え、記者会見するフィギュアスケート男子シングルの羽生結弦=2018年2月13日、韓国・江陵 写真提供:時事通信

「不安要素は無い」と話す羽生選手 金メダルに大いに期待

高嶋)昨日の練習で、僕はテレビの映像で観ただけですけど、全く不安を感じさせるような練習風景は一瞬もありませんでしたけど、テレビの映像は編集された物ですけど、ずっと見ていてどうですか? リンクに入って来るときとか、それが終わってからとか、記者の前に現れたときの表情だとかいろいろあったと思いますけど。

林ディレクター)もう練習中に関しても全く不安な顔を見せることは無く、真剣な表情の中にも時折笑顔も見られまして、会見のときも記者とのやり取りもずっと笑顔でしていました。

高嶋)ということはこの間コーチが言っていたみたいに「4回転はルッツだけはやらないけども、後は完全に羽生結弦は復活しているよ」というような報道がありましたが、まさにその通りなのですね?

林ディレクター)そうですね。私が見た感じでもそのような印象を受けました。

高嶋)ということは個人戦に的を絞りましたが、団体もやってやれないことも無いような、それくらい回復していたということは言えるかもしれませんね。ちょっと痩せたような感じがしたのですけど、そんな質問は出ませんでしたか?

林ディレクター)本人としてはその辺は「体重を前回の大会のときに測っていないので分からない」という風に言っていましたけども、自分の中では特にその辺は気になっていないということでした。

高嶋)ということは、林ディレクターのレポートでも何ら不安要素は無いということですね。練習公開も右の足首を気にするような素振りは一切無かったと。完璧に4回転も跳んでいたと。

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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