ライター望月の駅弁膝栗毛

釧路駅「かに飯」(980円)~釧路駅弁・釧祥館の駅弁売場がリニューアル!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

キハ54形気動車・快速「ノサップ」、根室本線・釧路~東釧路間

「SL冬の湿原号」のおよそ5分後、凍てつく釧路川の鉄橋を渡っていくキハ54形気動車は、根室本線の釧路以遠、いわゆる「花咲線」を走る快速「ノサップ」号。
札幌発朝一番の特急「スーパーおおぞら1号」から乗り継ぎのお客さんを乗せて、本土最東端の街を目指します。
根室まではおよそ2時間10分ですので、釧路では出来れば駅弁を調達したいところです。

キハ283系・特急「スーパーおおぞら」

今まで釧路駅では、特急の発着時に1番ホームで台車を使って駅弁を販売していましたが、現在は改札を出た正面にあるキヨスク(北海道四季彩館)がメインの売場となりました。
「スーパーおおぞら1号」と「ノサップ」の乗り継ぎ時間は、ダイヤ通りなら12分。
駅弁が欲しい時は、有人改札の駅員さんにその旨を伝えてキヨスクへ足を運べばOKです。
旅慣れた方なら、まず「ノサップ」の座席を確保して、買い物に行きますよね。

釧祥館

釧路駅弁を手掛ける「釧祥館」は、去年(2017年)12月からこれまでの改札内売店に代わって、鉄道利用者以外も立ち寄り可能な、改札外の「そば店」としてリニューアルしました。
営業時間は9:00~15:00で、店内には椅子もあり、座っていただくことも出来ます。
もちろん、コチラのお店でも「釧祥館」の駅弁を販売していて、予約の受け取りも可能。
実はココの厨房で駅弁も作っているそうで、駅には出来たての駅弁が並んでいるんですね。

かに飯

去年~今年のキヨスクの販売状況、そして今回のそば店に置かれている駅弁のメニュー表を見る限り、釧路駅で通常販売されている釧祥館の駅弁は「たらば寿し」「釧路漁礁」「かに飯」「かきべん」「釧路湿原弁当」の5種類。
11時の特急前後で完売する傾向が強く、その後、幕の内の「釧路湿原弁当」と「かきべん」、そして、この「かに飯」が少数補充される傾向があるように見受けられました。

かに飯

ちょっぴり幸せを感じる黄色い綴じ紐をほどいて、黄色い掛け紙を外して、ふたを開ければ、カニの香ばしい香り。
北海道では定番、カニと竹の子を炒って炊き上げる“駅弁のかにめし”が現れました。
今回はそば店に時間を告げて予約したこともあり、出来たてをご用意いただいた様子。
ほんのり温もりを感じる駅弁の折詰を手にした時って、何だか嬉しくなるんですよね。

かに飯

華やかな彩りが、旅気分を盛り上げます。
改めていただけば、カニのフワッとした食感が心地よく、錦糸玉子とのバランスも良好。
釧路のレギュラー駅弁では、唯一3ケタの価格帯なので、ほんの少しお得感もあります。
私が訪れた日、キヨスクに補充される様子を見ていますと、「かに飯」の個数は少なめでした。
特に昼過ぎに入手したい場合は予約がお薦めです。

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