節分の“豆”知識! 豆を撒かなくていい姓があるってホント?

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節分「豆知識」を6つご紹介! 豆撒きをしなくていい姓とは?

節分の“豆”知識! 豆を撒かなくていい姓があるってホント?

面白い節分「豆知識」6選

節分「豆知識」①:節分は現代の大晦日のようなものだった

節分とは、季節の変わり目、立春・立夏・立秋・立冬の前日のこと。

江戸時代以降は特に、寒い冬からあたたかな春に変わる立春の前日をそう呼びます。

また、旧暦では新年は春から始まりました。なので節分は今の大晦日のようなものだったのです。

節分「豆知識」②:平安時代の「豆打ち」では、大豆のほかに穀物や果実を撒いていた

さかのぼること平安時代の節分の日。宮中行事として「豆打ち」をしていました。

季節の節目には邪気が入りやすいと信じられていたため、邪気を払う霊力のある穀物や果実を撒いていたのです。特に、大豆は五穀の中で一番その力が強いとされていました。

節分「豆知識」③:「豆」を撒くのは「魔滅」という語呂合わせに由来する

また「豆」は「魔(ま)滅(め)」、「豆を炒る」は「魔(ま)目(め)を射(い)る」、「枡」に入れるのは力が「増(ま)す」ように、と語呂合わせになっているのです。また豆を炒るのは、邪気を吸収した豆が芽吹かないようにそうされています。

節分「豆知識」④:昔は「鬼は外」ではなく「隠は外」と言われていた

正しい豆撒きは夜に行われます。それは鬼が夜に現れるから。

昔は「鬼は外」ではなく「隠(おん)は外」と言われていました。隠とは姿の見えないもの、妖怪のような邪悪なもの、病気や災厄のこと。病気や災厄は鬼がもたらすとされて「鬼は外」になっていきました。

節分「豆知識」⑤:「鬼も内」と呼ぶ地域や家がある

けれど、日本には「鬼も内」と呼ぶ地域があります。鬼を祀っている神社や鬼のつく姓の家などです。

節分「豆知識」⑥:ワタナベさんは鬼に恐れられているため、豆撒きをしなくてもいい

またなんと、豆撒きをしなくてもいい姓があります。それは「ワタナベ」さんです。かつて渡辺綱(わたなべのつな)という武将が鬼を退治したために、鬼はワタナベさんが怖いのです。

鬼も怖がる全国のワタナベさん、頼もしいですね。

他の姓の方は、家じゅうの窓や玄関を開けて、家の奥から出口に向かって、その家を守る家長が豆撒きを行ってください。撒き終わったら数え年の分だけ豆を食べます。それは年齢よりも1つ多い数です。

「検見川神社(けみがわじんじゃ)」の節分祭(2018年節分祭終了)

検見川神社 節分祭 八方除総鎮護

検見川神社節分祭のご案内 | 八方除総鎮護 検見川神社HPより

毎日、寒い日が続いていますが、日曜日2月4日はもう立春です。そして、明後日2月3日は節分。千葉県内各地のお寺や神社でも豆まきが行われます。

今日はその中でも、千葉市花見川区にある「検見川神社(けみがわじんじゃ)」の節分祭をご紹介します。

検見川神社は、およそ1,200年の歴史を持ち、八方除や方位除、厄除の守護神をまつる神社として信仰を集めてきました。

節分祭は2月3日の夕方5時から。拝殿での祭典のあと、2回にわたり福豆撒きが行われるのですが、この豆まきが、ちょっとすごいんです。

小さなビニール袋の中には福豆だけでなく、当たりくじが入っているものがあり、いろいろな景品がもらえるそうですよ。ちなみに昨年は、大型テレビや自転車など、いろいろな豪華景品が用意されました。今年もどうぞお楽しみに。

検見川神社は、京成千葉線「検見川駅」降りてすぐ。JR総武線の「新検見川駅」からも歩いて行けるところにあります。お近くの方はぜひ出掛けてみてはいかがですか?

検見川神社節分祭

【節分祭神事】
平成30年2月3日午後5時より

【節分祭福豆撒き】
同日午後5時半過ぎより
豆撒き参加初穂料
おひとり 一万円(奉仕後に軽食がございます)

お申し込み:検見川神社社務所 043-273-0001 総務課宛

http://www.kemigawa-jinja.com/post-780/

【ハロー千葉】

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