瀬戸内寂聴 何事も執着する心が自らを苦しめる

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瀬戸内寂聴 何事も執着する心が自らを苦しめる

【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第515回

永遠の愛も、平和も、衣食住の快楽も、手に入れたと思ったときから、それを失う怖れという苦が始まります。人は執着する心から逃れられなくなるのです。

瀬戸内寂聴

撮影:斉藤ユーリ

【特別展示】「瀬戸内寂聴~言葉でたどる95年」

瀬戸内寂聴 何事も執着する心が自らを苦しめる
瀬戸内寂聴さんの特別展が2018年1月18日まで三省堂池袋店で開催中です。
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《瀬戸内寂聴 新刊情報》

瀬戸内寂聴 何事も執着する心が自らを苦しめる
『いのち』 瀬戸内寂聴
講談社刊 定価:1,400円(税別)

長い生涯の中で深い縁に結ばれた女流作家、大庭みな子と河野多恵子。
天才的な才能に恵まれたライバル同士である二人の愛憎の激しさを描いた著者の、最期の長編小説になるかも知れない力作です。
胆のうがんの摘出手術から帰還する冒頭のシーンから思わず引き込まれていきます。

瀬戸内寂聴 何事も執着する心が自らを苦しめる
『お茶目に100歳! 寂聴さん』 瀬尾まなほ
光文社刊 定価:1,300円(税別)

寂庵に来るまで瀬戸内寂聴が作家であることも尼僧であることも知らなかったという著者。
寂聴さんの秘書になって七年。
常日頃共に過ごしているからこその、瀬戸内寂聴の日常を綴ったエッセー。
読んでいると思わず顔がほころびます。

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