安倍総理が年頭会見で議論深化へ意欲~憲法は改正すべき?

1月5日(金)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

憲法改正のプロセスは進むのか? 日経26年ぶりの高値
7:02~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター宮家邦彦(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官)

安倍 晋三 首相

第2次政権発足から5年を迎え会見する安倍晋三首相=2017年12月26日午前、首相官邸 写真提供:産経新聞社

憲法改正とそのプロセス

安倍総理の年頭会見での憲法改正議論へ向けての意欲的な発言。また、大発会での日経平均株価の上昇を受けて、憲法改正の是非と国内経済と政府の経済政策について宮家邦彦が解説する。

安倍総理)憲法のあるべき姿を国民にしっかりと提示し、憲法改正に向けた国民的な議論を一層深めていく。その様な1年にしたいと思っております。

高嶋)今日の新聞各紙は憲法改正論議。ここに焦点当てていろいろ言っていますが、どのように映りましたか?

宮家)私は憲法と言っても各国、必要に応じて改正をしているわけです。日本みたいにできて何十年も経つのに一回もやらないというのは一体どういうことなのかと思います。

高嶋)聖域ですからね。

宮家)僕イラクにいたとき、イラク戦争が終わった後、結局アメリカがイラクに憲法をつくったわけです。イラク人の身になれば、やはりアメリカのつくった憲法だなというところがあるのかもしれないと思う。でも改正をして初めて自分のものになるというものだとも思っているので、できるものならやれば良いのだと私は思います。悪くするんだったらともかくね、必要なことを加えるという総理の案がもしあるのであれば、それは一つのオプションだろうなと、選択肢なのだろうなと私は思います。

高嶋)去年なんかはビデオでメッセージを出して、9条に1項2項がありますけども、それにプラス3項っていうのをつけるとか言って議論も呼びましたが。憲法改正というのはある意味で国が平和な状況じゃないと議論は深まらないですよね。

宮家)党の機関に任せるべきだと思いますが、そのプロセスが今年始まるかどうかということだと思います。変えるべきものだったら変えたら良いというのが私の考え方です。

東京証券取引所 大発会 晴れ着姿

東京証券取引所の大発会で、記念撮影する晴れ着姿の市場関係者ら=2018年1月4日、東京・日本橋兜町 写真提供:時事通信

東証の大発会で日経平均が高値~政府の思惑は?

高嶋)東証の大発会が2万5,000円台ということで、恐らく安倍さんをはじめ、閣僚の皆さんもみんなほっとしたのではないかと思います。出だしは絶好調でしたが、どうですか。

宮家)バブルのときみたいな3万円だ4万円だと言っていますが、そんなに行くわけないですよ。そこは市場ですから。あまり期待値を高めるのは良くないと思いますけどね。

高嶋)アベノミクスに対してはどうなんですか。総理自身は順調にいっていると思ってるんでしょうかね?

宮家)まあ順調。少なくとも今は破綻してる状況ではない。しかし、デフレの脱却宣言は出しにくいところで、ようやく物価も少し上がり始め、景気も良くなって来てこの1年でそれを言えるかどうかというところですから、まだまだやったって感じではないと思います。

高嶋)去年、思惑のあるお金がバッと出まして、株を買い上げるとか散々言われて、そのような状況は相変わらず続いていくということですかね。

宮家)これどこかで出口論を考えなきゃいけないのは事実なのですが、日本のように人口が収縮していって、そしてこの中で経済成長していかなきゃいけないとなった場合、今までのようなやり方だけでできるのかと言われれば、これはもう難しいということですよ。

高嶋)大きな問題では憲法改正という大テーマがあり、そしていつも付きまとうのが日常生活の、選挙の度に経済が大事と総理は言っているわけですから、それがどうなるかという。両睨みという感じでスタートしたということでしょうかね。

高嶋ひでたけのあさラジ!
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