水辺では《予期せぬ出来事》に注意!! ~ライフセーバーからのお願い~

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いよいよ関東でも、海開きの季節がやってきました。

神奈川・千葉を中心とした海水浴場、そして、川やプール、水に入らなくても、バーベキューやキャンプなどで、水辺に行くこともあるでしょう。
そんな時、安全に遊ぶためにも、覚えておいた方がいい事があります。

5月5日に行われたお台場ビーチスポーツフェスティバルで、“赤と黄色の頼りになる人々《ライフセーバー》の皆さんに、水辺遊ぶ時に、注意しなければいけない事を聞いてきました。

日本ライフセービング協会

【水辺で注意してほしい事】

今日の体調はどうですか? 疲れていませんか? お酒を飲んでいませんか?この3つに該当している時は、水に入るのは止めておきましょう。
そして、1人だけで行動しない。危険な場所は近づかない。「あの岩まで」「対岸まで」などの対抗心は抑えましょう。
1人だと、もし事故にあっても、周りが気がつかない時がありますし、岩場や波の荒い所は、遊泳禁止になっているはずです。無理な対抗心は、事故の原因にもなります。

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【気をつけて欲しいキーワード】

おぼれる時の理由は、《 予期せぬ出来事 》。
急に深くなったり、流れが急だったり、何かに足をとられたり、滑ったり、流されたりすると、気持ちが焦りますよね。そんな時に、水を飲んだりしたら、さらに焦ります。
水が膝くらいの所でも、転ぶと体が隠れてしまう時があります、お子さんでは、それで溺れる事もあるそうです。あと、洋服が水を吸って、重くなるのも焦りますし、泳ぐのも大変になりますよね。
《あせり》+α = 思わぬ事故 になるそうです。

海で、波に流されるのは 《 離岸流 》
文字通り、岸から離れていく流れの事です。波は、岸に向けて流れてきますが、その波はどこに行くと思いますか?その波は砕けて、波打ち際に沿って流れていき、ある場所から、沖に向かって流れていきます。
そこが、《 離岸流 》です・・・・でも、そう言われても解りませんよね。

まずは順番に書きますね。

○離岸流に流されない
・・・波打ち際で沿って、横に流れるのが離岸流の最初ですから、海に入ったら、海の家や目標物を確認し、自分の位置を常に確認しましょう。この時点ならば、海から出れば大丈夫です。

○なんか岸に戻れないぞ!?と気が付いた時
・・・それが離岸流です。でも、あわてないでください、永遠に沖に出るわけではありません。まずは、ある程度の沖まで出ると、流れが弱くなります。
そうしたら、右か、左に移動してください。そうすれば、岸に向かう波に乗れます。
左右に移動しないと、離岸流の流れに向かって戻る事になるので、同じことの繰り返しになってしまいます。

○離岸流は、海岸からでも見つけられます。
*波がくだけず、両側だけの波が砕けている!
*海底の砂が巻き上げられるので、海水が濁り、周りの海の色と違っている!
*アワやゴミが沖に向かって流れている!
*波がおだやかで静かでも、海の表面がザワザワしている!

きっと写真を見るとわかります。日本ライフセービング協会〈離岸流について〉
あと、サーファーが沖に出る時に、離岸流を使う時もあるそうなので、そんなところも注意してみていると良いのではないでしょうか。

○川は、流れが複雑で早いんですよ!
ここまでは、海の事を書きましたが、川にも行く方たくさんいらっしゃいますよね。

川は、水温が低かったり、突然深くなったり、流れが急になったり、深さによって、浅い所の流れと、深い所の流れが違う時があったり、沈み岩があったり、水に入らなくても、川岸でボール遊びをしていたら、ボールが流されて、それを採ろうとしたら流される・・なんて場面も想像できます。

以上のような事が重なった時に、パニックになりやすいそうです。特にお子さん達は注意して下さいね。

 
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【お子さんと一緒に行った時に注意してほしいこと】

「水位が膝くらいでも、お子さんには、ライフジャケットを着させて!」
お子さんが、膝くらいまでの水辺で遊んでいる姿をよく見ますね。「そんなに深くないから大丈夫」と思っている方もいると思いますが、そんな時も注意が必要です。

○大事なのは、《 お子さんから眼を離さないこと 》 です。
お話を聞いたライフセーバーさんは、水辺にお子さんと行ったときには、目を離さず、ライフジャケットを必ず着させるそうです。
「ライフジャケットを着ていれば、いざという時も、体を浮かしてくれます。それだけでも違います。そんな高い物でもないですし、それで子供を守れるのですから」と話していました。

○《危険な所では遊ばせない。》
遊泳禁止の場所などは、離岸流が出やすかったり、何らかの危険な要素があるところなので、ルールは守りましょう。

○《迷子も注意してね》
やっぱり沢山の人が海・川にいきますから、迷子にもなりやすいですよね。また、海や川、急斜面などもありますから、みんなで気をつけてください。

皆さん、水難事故に気をつけて、楽しい水辺遊びをしてくださいね。

(よこい)