王会長の予言通り!?プロ13年目の素質開花!ソフトバンク・城所龍磨外野手(30歳) スポーツ人間模様

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写真提供:産経新聞社

皆がアッと驚いた!交流戦MVPに輝いたソフトバンクの城所龍磨(きどころ・りゅうま)選手。

スーパーサブといえば、聞こえがいいが、ベンチウォーマーでは違和感を覚えるプロ13年目の素質開花。
プロ12年間で放ったホームランはわずかに1本。それが交流戦で5本塁打を打ち、打率4割1分5厘のハイアベレージをマーク。
「MVPですか? アマチュア時代はないけど、ファームで獲ったことがある。」
確かに2軍の月間MVPに輝いていました。

この変身劇を予言していたのは、監督時代の王会長です。常日頃から、担当記者の前で、「守備が良くて、足も速い。でも…。」とため息まじりにこぼしていた。ただ、その後には続いて「必ず、出てくる選手だ。あれほど、ボールを飛ばす力がある。」と言っていた。そうはいっても、当時の城所の状況からすれば、「王さんのいうこと、本当かなぁ。」と首をひねっていた人が多かった。というわけで、改めて王さんの予言が話題になっているそう。

ブレークのきっかけとなったのは故障です。昨年は2月に左手を骨折し、8月には代走で左肩を脱臼する2度の不運に見舞われました。出場は、わずかに1試合で、ベンチを温めるにもほど遠い状況。そこで、頼ったのは阪神の西岡でした。さまざまの故障を克服した西岡を通してトレーナーにアドバイスを求めたそうです。その際、最初に指摘されたのは、「野球選手は、ボディービルダーではない。見た目には素晴らしくても使わない筋肉をつけるのはケガの元。やせた方がいい。」とアドバイスを受け、81キロから75キロに減量した。

今オフには、西岡と自主トレも行いました。同じ交流戦でブレークした広島の鈴木も、ソフトバンクの内川と自主トレをともにしたことできっかけをつかんだ。両選手に共通するのは、チームでも指折りの練習熱心ということでしょう。野球の神さまがちゃんと見ていたから、チャンスを与えたのかもしれない。

「使ってみたくなる選手。」といったのは、工藤監督でした。

5月18日の日本ハム戦で、代打3ランを放ったのが呼び水となって、最も華々しかったのは、6月12日の巨人戦。2打席連続の2ランホーマーに驚いたのが工藤監督。

「帰り道、何か起きないように気をつけろ。」と真顔でいったほどです。

かつて、イチローが『城所待機中』というTシャツを着用して、自主トレを行い話題になったのは、ソフトバンク時代、チームメートだった川崎から「こんなに準備をする選手をみたことがない」と聞かされていたからでしょう。

24日からは楽天の本拠地でリーグ戦を再開しますが、オコエと城所人気でチケットが売れているそうです。

(原文)青木政司

6月23日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」