所得税改革~なぜ議員は身を切らないのか?

12/13(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!④

国民が納得できない不公平感
7:18~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

自民党 税制調査会 小委員会 額賀福志郎 宮沢洋一

自民党税制調査会小委員会に臨む額賀福志郎元財務相(奥左)、宮沢洋一税調会長(右)ら=2017年12月6日午後、東京・永田町の自民党本部 写真提供:産経新聞社

2018年度税制改正最終案が判明、年収850万を超える会社員に増税

政府与党が検討する2018年度税制改正の最終案が判明し、焦点となった所得税改革では、年収850万円を超える会社員を増税とすることで決着した。当初、年収800万円を超える会社員を対象としていたが、公明党の意向も踏まえて見直した。

来年度の税制改正の焦点となっていた所得税改革では増税となる会社員は年収850万円を超える人とすることで決着しました。

明後日14日に税制改正大綱を正式に決定します。この会社員の給与所得の控除については、当初、年収800万円の控除額190万円を上限とする方針だったのですが、年収800万円にすると中間層の負担が増えるということで公明党が反対の意向を示してました。

今回850万を超えるということで、引き上げたことで該当するのは会社員全体のおよそ4%、230万人の見込みです。増える額は年収900万円の人で年1万5,000円、年収1,000万円で年4万5,000円の増額となりそうです。

今回の改革は会社員の控除を縮小する代わりに誰もが受けられる基礎控除を増額してフリーで働く人に恩恵が及ぶ仕組みに改めるという狙いがありまして、このため公明党も反対しにくい状況だったのですが、総理官邸がこれだと消費が冷え込んでデフレを脱却できないということで待ったをかけたと伝わっております。

自民党 税制調査会 小委員会 額賀福志郎 宮沢洋一

自民党税制調査会小委員会に臨む額賀福志郎元財務相(奥左から4人目)、宮沢洋一税調会長(同5人目)ら=2017年12月6日午後、東京・永田町の自民党本部 写真提供:産経新聞社

身を切らない議員、増える税金、納得できない国民

鈴木)増税は嫌です、誰でもね、だけれどもこの国を支えなきゃいけない。特に社会保障がそうですが、その財源も含めて消費税とかいろいろなことで増税というのはある一定の層に対しては必要になってくるので、仕組みを変えて行かなきゃいけないときではある。でも、増税される850万円以上のサラリーマンの人たちが納得するには、無駄な出費が他にあるのではないか。いつも言われてますけど議員自ら身を切っていないのではないか。例えば、政務活動費ってあるじゃないですか。

高嶋)あれだけ問題になって皆が騒いでるのにね、知らん顔の半兵衛ですよ。

鈴木)そこがまだ全く手がつけられないのに。おい税金かよと。誰もが納得できるように締めるところを締める、これセットじゃないと駄目だと思うんですね。だから今回の増税についても、じゃあ何を締め、何をどうしてるのかと。フリーで働いてるような人にもっていう、そういうことではなく、もっと、納得できる公平感が必要です。これがないとね。800万とか850万というのは、内輪の評価ですから。

高嶋)そうですね

鈴木)国民は中々納得しにくいことが出て来てしまう。そこが足りない気がします。

高嶋)民主党が政権取ってるときにやろうと言って、解散だけ取って安倍さんやらないんですよね。議員の痛みというのを。

高嶋ひでたけのあさラジ!
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