しゃベルシネマ

大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太、狂気あふれる愛憎劇『ビジランテ』

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第323回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、12月9日から公開の『ビジランテ』を掘り起こします。


入江悠監督、10年ぶりのオリジナル脚本は新境地にして衝撃作!


日本映画界における最重要監督のひとりとして注目を集めている、入江悠監督。脚本・監督を務めた『22年目の告白−私が殺人犯です−』の大ヒットも記憶に新しいところですが、早くも最新作が公開となりました。

入江監督の故郷・埼玉県深谷市を舞台に、自身が企画したオリジナル作品にして新境地を開く衝撃作です。


閉鎖的な地方都市。幼い頃に失踪した長男・一郎、市議会議員の次男・二郎、デリヘル雇われ店長の三男・三郎。別々の道、違う世界で生きてきた3人だったが、父親の死をきっかけに一郎が30年ぶりに戻ってくる。

再会した三兄弟は土地の遺産相続をめぐり対立。それぞれの欲望や野心、プライドがぶつかり合うことで、事態は悲惨な方向へと向かっていく…。


深い闇を抱えた兄弟の愛憎をリアルに演じるのは、3人の実力俳優たち。一郎役に大森南朋、次男役に鈴木浩介、三男役に桐谷健太。初共演とは思えないほど熱く激しくぶつかり合うサマは壮絶の一言。

また篠田麻里子、間宮夕貴、岡村いずみら女優陣の存在感も素晴らしく、その肝の座った演技に衝撃が走ることでしょう。


タイトルの『ビジランテ』とは、法や正義が及ばない世界、大切なものを自ら守り抜く集団、という意。堕ちきった男たちが、それでも守ろうとするものとは。
彼らの哀しくも鮮烈な生き様に触れてみて。


ビジランテ
2017年12月9日からテアトル新宿ほか全国ロードショー
脚本・監督:入江悠
出演:大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、篠田麻里子、嶋田久作、間宮夕貴、吉村界人、般若、坂田聡、菅田俊

©2017「ビジランテ」製作委員会
公式サイト https://vigilante-movie.com/

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