やくみつるが日馬富士暴行事件を徹底分析! 相撲界が進むべき道は?

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12月5日(火)の『垣花正 あなたとハッピー!』で、やくみつるが、未だ世間を騒がす元横綱・日馬富士の暴行事件について語った。

暴行が発覚した当初は、ここまでもつれるとは誰も思わなかった今回の事件。やくも「所詮、酒席での出来事で済むはずが、事後処理を誤った」と語っていた。

鳥取県警は、暴行を加えた元横綱・日馬富士に、異例の9時間にも及ぶ事情聴取を行なった。一方、被害者である貴ノ岩の言葉は、未だ聞こえてこない現状。そんな中、また批判を浴び始めているのは、貴乃花親方の今回の対応。巡業中に何かあれば、弟子を守らなくてはならないと、被害届を出した貴乃花親方ですが、以前協会側からの調査を拒んでおり、相撲協会は独自の処分が出来ずにいる。

未だに世間を騒がす今回の事件について、垣花アナウンサーが、興味深いと感じたものが、やくが出演していた先週日曜日のフジテレビ『新報道2001』での、物言い番付という企画。その企画の中で、やくは一番に横綱・白鵬、続いて元横綱・日馬富士、貴乃花親方、そして貴ノ岩を選んだ。白鵬が一番の理由について、「今回の事件の、最大の責任を負うべき人が、白鵬という意味ではなく、これまでの土俵態度が問題」と明かすやく。

白鵬は、今回の事件が起きた事件の場にいたが、手を出してはいない。しかし、取組後の物言いやインタビューでの行き過ぎた発言など、振る舞いに問題があったというのが、やくの意見。

そんなやくは、数年前に好角家のデーモン閣下と共に書いた書籍の中で、白鵬について、「このままでは、悲劇の横綱になってしまう」と述べているが、今まさしくそうなりつつある状況だ。優勝は40回と、文句のない成績でありながら、その数字にふさわしい評価を得られていない、どこに行ってもアウェーな状態。それを白鵬自身も自覚しており、頭の良い白鵬は、日本人に受け入れてもらおうと行き過ぎた如才ない行動を取ってしまうとやくは分析。それが現れたのが、先場所の物言いであり、「ファンのみなさんも、ああいう相撲を見たくないでしょうから」という白鵬の発言につながっているのだ。

しかし、この物言いも人によっては、何の問題でもないことだろうというやく。「相撲に興味を持ち始めた時から、朝青龍がいて、その後の10年も白鵬を見て来た若い人にとっては、あまり問題に感じることではない。従前の横綱像がある年配の方から受け入れられていない」と熱弁。白鵬が責められているのは、エルボーと言われたかち上げなどの、取り組み態度そのもの。モンゴル人だからと行って責めるような、狭い了見ではない日本の相撲ファン。そのファンを納得させるには、小手先の対応ではなく、真摯に相撲と向き合うことが必要なのだ。

今回の暴行事件が白鵬に飛び火し、そこからモンゴル人力士達にスポットが当たったことは、良いことだったと意見を述べた垣花アナウンサーに、やくも同意。そして、そのきっかけになったのは、もちろん貴乃花親方の対応。

では、恐らく権力志向ではない貴乃花親方は、どうして今回のような対応をとったのか。やくは2つの理由があるのではと分析。1つは、利権が絡んでのこと。もう1つは、一部のモンゴル人力士で忖度があるのでは、という貴乃花親方の疑義の念。貴乃花親方の、純粋な相撲への想いから、あのような対応になっているのかもしれない。

今回の事件は、一体どこで終わるのか。やくは2年に1度行われる理事会選だろうと予測。貴乃花や八角理事長はどうなるのか。相撲ファンの興味は、もうそこに向いているのだとか。

最後に「今後の相撲界はどうなるのか」と問われたやくは、「見えない」と明かし、貴乃花親方と白鵬が、いつしか指導部で一緒になることもあり得るが、一枚岩にはなれないのでは述べた。

「私の死後はえらいことになる」と、まだまだ先の事まで心配していたやく。

熱い相撲愛を持つファン達が、素直に相撲を楽しめる日はいつになるのだろうか。

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