財務省の認めた音声データは3本存在する!

11/29(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

音声データは既に前から入手されていた?
7:02~高嶋ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

菅原一秀 太田充理

衆院予算委員会で、自民党の菅原一秀氏の質問に答弁する財務省の太田充理財局長(左)=2017年11月27日午前、国会・衆院第1委員室 写真提供:産経新聞社

衆議院予算委員会 新理財局長の下森友学園問題に進展

衆議院予算委員会で、太田充理財局長が下森友学園問題の音声データの内容を事実上認め、国有地売却を巡り新たな議論が繰り広げられている。ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこの音声データが出て来たことについて、安倍総理が説明責任を果たすべきだと指摘する。

高嶋)衆議院の予算委員会を垣間見ていますと、新たな太田さんという理財局長が森友問題についていろんな音声データが出て来てしまったものですから、前はずっととぼけきっていた佐川局長の時代とは違っていろいろと認めてくるようになりましたね。
まず訊きたいのですが、あの音声データというのは、どういう経緯でどこから出て来て、今のところ2本だと思うのですけど、何本くらいあると言われているのですか?

鈴木)私は全部で3本あると聞いています。これは実は今に始まった話ではなくて、交渉のやり取りを森友の籠池さん側の当時の弁護士から「ちゃんと録音しておいた方が良いぞ」というようなアドバイスがあったらしくて、録っていたということです。
既にFNNで関西テレビなんかが独自に入手していて、フリージャーナリストの菅野さんなんかも入手して、既に報道してきたのだけれども「それは無かった」「そんなことは無い」「これはテレビ報道であって事実かどうかは分からないだろう」ということで、今まではそれを否定してきていたのですね。

高嶋)菅官房長官も冷たい言い方をしていましたね。「それはテレビの報道でしょう?」って。要するにそんなものは真実を突いている音声だということは一切認めなかった。ところがここに来て認めざるを得なくなってきた。

矢田稚子 佐川宣寿理

参院予算委員会で、平成29年度予算案について、民進党の矢田稚子氏の質問に答弁する財務省の佐川宣寿理財局長=2017年3月8日午後、国会・参院第1委員会室 写真提供:産経新聞社

国税局長官に転出した佐川前理財局長 音声データの存在で言い逃れが厳しくなるか

高嶋)森友・加計学園問題は少し影が薄くなったような感じもするのですが、また新たな展開・場面を迎えているような気がします。その1つで象徴的なのが国税局長官に転出した佐川前理財局長ということですけど、これは自民党内でも批判する人が多いですよね。

鈴木)石破さんなんかはずっと前の早い段階から、彼自身が「国税を扱う立場なのに国有財産の売却云々はおかしい。記者会見もちゃんとやって説明責任を果たすべきだ」という風に言っていますよね。

高嶋)正論ですよね。それで佐川さんは国会で何度も「価格を提示したことも無いし、先方からいくらで買いたいと希望があったことも無いとはっきり何度も否定したのですけど、今度は音声データで「限りなく0円にしろ」なんて言う籠池さんと「いやあ、1億2,000万円以下にはならない」とか、具体的に金額まで言っているじゃないかと。そうしたら定価と価格とか、あの局長は何だか難しいことを言っていましたよね。最終的な数字とは違うのだと。

鈴木)苦しい答弁になっていますよね。

高嶋)苦しいというか、ああなってしまうと禅問答ですよ。

鈴木)だからそういう意味では佐川さんが答弁していたことと音声データというのはまるで違うわけですから、やはり一層佐川さんが参考人なり出て来て、きちんと説明責任を果たすべきだという空気に今なって来ましたよね。政府もやはり、これは世論を見ながらというところもあるのでしょうけれど、自民党の幹部などに訊くと、世論を見ながらだけれども何かしらの形で出さざるを得なくなるかもしれないというのは昨日の夜言っていましたけどね。

安倍晋三

衆院予算委員会で、「無所属の会」の篠原孝氏の質問に答える安倍晋三首相=2017年11月28日午後、国会・衆院第1委員室 写真提供:産経新聞社

安倍総理も説明責任を果たすべき

高嶋)総理も妙な言い方をするのですよね。「私が価格を決めたわけではない」とか。

鈴木)それも私は安倍さんがどういう風にこの委員会で言うのかなということも注目していましたけども「私ではなくて部下がそう言ったから私はそれを言ったまでで」みたいなことを言っていて、それは流石にトップとしての言い方としては言い逃れかなという気はしましたよね。

高嶋)あってはいけない発言でしょう。普通責任の取り方というか組織のトップというのは自分の全く知らないところで起きた問題でも最終的には責任を取る。「私の責任だ」ということを認めるのが当たり前のことだと。

鈴木)そうですね。だからこれはやはりFNNの世論調査でもそうだけども、内閣支持率などは上がって来ているのだけど、やはり「来年の安倍さんの総裁選参戦はちょっと」いう方が多いですよね。だからそういう意味では総理へのそういう不信感というのはまだ残っているから、安倍さんがここでそういう風な答弁をしたらまずいと思うのですね。しっかりとそこら辺の説明責任を果たさないと、という気はしますけどね。

高嶋ひでたけのあさラジ!
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