日本一の読書のまち 埼玉県三郷(みさと)市

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三郷市は2013年に『日本一の読書のまち』を宣言しました。実は“読書に関する自治体の取り組み”が全国に広がっています。それは“お子さんの読書離れ”が大きな原因です。

そんな状況を踏まえて、読書のための環境を整備するのを目的に2001年に法律が施行されました。その名も『子どもの読書活動の推進に関する法律』です。こうした国の基本計画と共に、それぞれの自治体にも独自の『読書活動推進計画』を作るように勧めています。

それを受けて三郷市でも、お子さんの目につきやすいように、学校の廊下などを使って本棚を並べた『ブックストリート』を設置したり、市が独自に選んだ『お薦めの本100冊』のリストを学校に配布したりしているそうです。

さらに、三郷市の公式マスコット『かいちゃん&つぶちゃん』が市内の名所などを案内する・・というストーリーのオリジナルの絵本『かいちゃんとつぶちゃんと、ひっこしてきたさつきちゃん』を作って、市内の小中学校や保育所などに配ったそうです。この絵本は三郷市のホームページで、ご覧になれます。

三郷市のように『読書のまち』と呼ばれる自治体は、全国にいくつもあります。例えば茨城県大子町(だいごまち)です。2007年に“日本で初めての『読書のまち』”を宣言しました。読書を通じて“心の豊かさを育てる町づくり”と共に、日本中の皆さんに“読書の素晴らしさ”を伝えていくのが目標だそうです。

他にも、神奈川県川崎市高知県土佐町(とさちょう)なども『読書のまちづくり』に取り組んでいます。

(2017/11/14放送分より)

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