“まつり”にまつわる漢字の意味と日本の歴史

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「祭り」だけじゃない。「まつり」にまつわる漢字の意味を解説

日本で一番最初のお祭りは606年、推古天皇の時代に飛鳥寺での第1回灌仏会ではないかといわれています。お釈迦さまの誕生日をお祝いする行事でした。

「祭り」とは感謝や祈り、慰霊のために神仏、祖先をまつる儀式のこと。けれど、私たちが浴衣を着たり露店でたこ焼きを食べたくて行くお祭りはそうした信仰の意味はなく、“ちょっと特別なイベント”ですよね。

そこで、今回は“まつり”を表す4つの言葉をご紹介します。

「祀り」「祭り」「奉り」「政り」。「まつり」にまつわる漢字の意味

日本語で“まつり”を表すと「祀り」「祭り」「奉り」「政り」があります。

「祀り」:神や尊を祀ることやその儀式。祈祷など

本来まつりはこの言葉を用い、神や尊(みこと)を祀ることやその儀式を指す言葉でした。神社神道のもので祈祷などがそれに当たります。

 

「祭り」:慰霊。そもそもは葬儀のこと

魂や霊などを鎮めるもの、つまり慰霊で、そもそもは葬儀のことでした。お盆がこれにあたります。

 

「奉り」:日本神話の人格神に献上すること

日本神話の人格神に献上すること。はるか昔から漁師や猟師は、獲物の一部を神々の取り分として海や山に還しました。今でも日本各地域のおまつりに、その儀式は根ざしています。

 

「政り」:主権者が領土や人を統治すること。まつりごとの意味は「政治」

日本は卑弥呼のいた古代から祭祀を司る者と政治を司る者は同じで、この2つのまつりがひとつである祭政一致であったといわれています。今でも政治のことを「まつりごと」といいますよね。

どれも古神道から来ている言葉や習わしです。日本はとても歴史のある国で、言葉ひとつをとってもいろんな意味があるなんて、神秘的ですね。

さて、今回はそんなまつりの中の「祭り」をご紹介します。

第5回 房総どまんなかおへそ祭りinながら(2017年イベント終了)

“まつり”にまつわる漢字の意味と日本の歴史

千葉のど真ん中、里山に囲まれた長柄町の旧水上(みずかみ)小学校で、10月21日(土)10:00から15:00まで、第5回おへそ祭りinながらを開催します。

米どころ長柄町ならではの『お米運び競争』『丸太切り競争』などのミニ運動会に、シンガーソングライター小山絵里奈さんのジャズライブや、色鮮やかな物語が暗闇に広がるブラックパネルシアターをはじめ、美味しいものなど様々なお店が出店する楽しさてんこ盛りのお祭りです。

もちろん今年も、リソル生命の森・ホテルトリニティ書斎ペア宿泊券や長柄町産の農林産物・加工品に、長柄町在住の陶芸家や万華鏡作家さんの1点物の作品など豪華景品の当たる“へそくじ”も行いますよ。こちらもお楽しみに!

駐車場は長柄町役場です。会場までは無料シャトルバスを運行しますのでご利用ください(※会場には駐車場はありません)。
詳しくは『おへそ祭りやらん会』090-7011-9608(担当:西之谷さん)または「房総どまんなかおへそ祭りinながら」のFacebookご覧ください。

第5回 房総どまんなかおへそ祭りinながら

会場:旧 水上小学校 長生郡長柄町大津倉220
日時:2017年10月21日(土)10:00 ~ 15:00
開場:9:30
料金:入場無料
駐車場:会場には一般駐車場はございません。
お車は以下の駐車場に止めて、無料送迎バスをご利用下さい。
長柄町役場駐車場(無料)長柄町桜谷712
※無料送迎バスは、役場始発 9:30 会場最終 15:30で運行します。
※バスの運行時刻は都合により変更になることがありますのでご了承下さい。
※会場駐車場は、身障者用と関係者用のみです。
※会場付近での無断駐車は、近隣住民のご迷惑となり、
警察に通報される可能性もありますのでご遠慮下さい。
お問合せ先:主催 おへそ祭りやらん会
メール BOSO.Ohesomatsuri@gmail.com
電話 090-7011-9608

ながランくらぶHP
「房総どまんなかおへそ祭りinながら」Facebook

【ハロー千葉】

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