トップシーズン到来! 意外に多いニッポンの“ゴルフにまつわる世界一”

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トップシーズン到来! 意外に多いニッポンの“ゴルフにまつわる世界一”

馬肥ゆる秋… 我々アマチュアゴルファーにとって、ゴルフのトップシーズンが到来いたしました。せっかくのゴルフです。どうせだったら、「気分よく」廻りたいものですよね。そこで今日は、ちょいと気分がよくなる話。 「ニッポンのゴルフにまつわる世界一」を御紹介しましょう。

そんなのあるの?と思うかもしれませんが… たとえば、先ごろ引退した宮里藍選手。忘れちゃいけませんが、かつては、堂々たる「世界ランキング1位」の選手でした。

松山英樹選手は、先の「ツアー選手権」で26位に沈みましたが、世界ランキングは3位。(※26日現在。)アメリカのマスコミも、「ヒデキ・マツヤマがランキング1位になるのは時間の問題だ」と言ってます。ニッポンのゴルフにまつわる世界一を、アレコレと俎上にあげても、けして恥ずかしくない時代なんです!

 石川遼

石川遼(石川遼 オフィシャルサイトより)

■「史上最小スコア」にまつわるドラマ

さて、そもそもゴルフというのは、「いかに少ないスコアで回るか」というスポーツですよね。では、つい最近、2012年まで、「最小スコアの世界記録」を保持していたのは誰か。憶えていらっしゃいますでしょうか?実は、実は… 意外にも(?)ニッポンの「石川遼」選手だった!

2010年、中日クラウンズの最終日、遼クンは、12アンダー・ノーボギー、驚異の「58」をマーク!これが、当時の世界記録となったんです。(※全長6,500ヤード以上という条件も満たしていたので、もちろん、ギネスブックにも掲載されました。)

さて、この大記録。2年後の2012年、オーストラリアのギブソン選手がマークした、「55」に抜かれてしまったんですが… 実は、このギブソンの新記録にも、ニッポンが、大きく関わっていたんです。

ギブソンは、なんと18ホール、すべてが「1パット」だったのですが…このときギブソンが使っていたパターというのが、実は実は、日本製の「山田パター」だったんです。つまり、遼クンの記録を塗り替えた大記録も、ニッポンパワーが背中を押していたというわけなんです!

山田パター

山田パター 新製品 Handmade Samurai(ヤマダパター工房HPより)

この「山田パター」。社長さんがひとりでキリモリしている山形市のゴルフ工房、「山田パター工房」のパターなんですが、ジョン・デーリー(アメリカ)や、レティーフ・グーセン(南アフリカ)が愛用していることで有名。2013年の日米首脳会談の際、安倍総理が、オバマ大統領(当時)にプレゼントして話題を呼びました。

余談ながらこの時安倍さんは、こんな会話で場を盛り上げたものです。「私の祖父の岸信介が訪米したとき、あのアイゼンハワー大統領と一緒に、ゴルフを楽しんだんですよ。」(トランプ大統領との会談でもそうですが、安倍さんはゴルフの話が好きですね~~~!)

トップシーズン到来! 意外に多いニッポンの“ゴルフにまつわる世界一”

■ニッポンの「ゴルフ場にまつわる世界一」

お次は、ゴルフ場にまつわる、世界一のお話です。実はニッポンは、世界有数の「ゴルフ王国」だったんです。単純に、ゴルフ場の数が多い国ベスト3をみてみましょう。

第3位は、広大な国土面積を誇る「カナダ」。第2位が、なにを隠そう、「ニッポン」。ゴルフ場が多い国「第1位」は、「アメリカ合衆国」なのですが…なにしろアメリカは、カナダ同様、国土が広大ですから、単純に比較はできません。

「(国土の居住区域面積における)ゴルフ場の密集度」で比較しますと…実は実は、ニッポンが世界一なんです!

で、ここからが、さらに「意外な世界一」のお話。ギネスにも登録された、「世界でいちばん長いホール」。コレ… 何を隠そう、この狭いニッポンにあるんです!

皐月ゴルフ倶楽部 佐野コース

皐月ゴルフ倶楽部 佐野コース No.7(パシフィックゴルフマネージメントオフィシャルサイトより)

「世界最長のホール」は、栃木県 「皐月(さつき)ゴルフ倶楽部 佐野コース」の7番ホール、パー7!距離はなんと 964ヤード。ザックリ言いますと、ほぼ「1キロ」です!

7番ホールの看板には、「確実にフェアウェイをキープすればパーセーブは可能」とありますが、これが至難の業! 左右にOBがきいているので、20くらい叩くヒトもいるとか…。平均的な飛距離のゴルファーの場合、サードショットを打っても、まだグリーンは遥か彼方。でも、このホールを攻略したいがためにやってくるアスリート系ゴルファーが引きも切らないそうですよ。

■タイガー・ウッズを超えた「世界一の天才ゴルファー」がニッポンにいた!

最後に、とっておきの「世界一」のお話を。今年… しかも、この夏!あのタイガー・ウッズの記録を破った、「世界一の天才ゴルファーが日本にいた」という話です。

約半世紀前、1968年から、毎年サンディエゴで開催されている、由緒正しいゴルフの大会があります。それが、「世界ジュニアゴルフ選手権」。子供のころのフィル・ミケルソン(アメリカ)や、アーニー・エルス(南アフリカ)が優勝しています。

そして… この「世界ジュニアゴルフ選手権」で、「8歳」という「史上最年少記録」を持っていたのが、あのタイガー・ウッズだったのですが… この大記録が、今年、ついに破られることになりました。

須藤弥勒

須藤弥勒ちゃん(須藤弥勒ちゃんFacebookより)

ウッズの「8歳」という記録を破った、天才チビッ子ゴルファー… それが、ニッポンの女のコ、「須藤弥勒(すとうみろく)ちゃん」、5歳! 5歳ですよ!

今年の7月11日から14日にかけて行われたこの大会で、弥勒(みろく)ちゃんは、終盤に脅威のバーディーラッシュ!2位に3打差をつけ、みごと優勝を果たしました。それだけじゃありません。この弥勒ちゃん、インタビューの「受けこたえ」がスゴすぎたってんで、話題沸騰なんです。

インタビュアー)みろくちゃんの夢はプロですか?
みろくちゃん)いえ、伝説のプロです。

インタビュアー)世界大会は緊張しませんでしたか?
みろくちゃん)わたしは、ゴルフの神様の子供なので、緊張しませんでした。

…どうですか、この大物ぶり!なにしろ「ゴルフの神様の子供」ってんですから… オトナになっても「世界一」になること間違いない!?

トップシーズン到来! 意外に多いニッポンの“ゴルフにまつわる世界一”

9月27日(水) 高嶋ひでたけのあさラジ!「三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より

高嶋ひでたけのあさラジ!
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 6:00~8:00

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