安倍首相が衆議院解散を急ぐ理由

9/19(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!③

小池知事「大儀がわからない」
7:10~やじうまニュースネットワーク:コメンテーター富坂聰(ジャーナリスト・拓殖大学教授)

28日にも衆議院解散・総選挙実施か

安倍総理大臣は昨日、公明党の山口代表や自民党の二階幹事長と東京都内の私邸で会談しました。今月28日召集の臨時国会の冒頭にも、衆議院を解散するという安倍総理の考えを踏まえ、今後の方針について意見交換したとみられます。

安倍総理は国連総会出席のためアメリカ訪問中で、今月22日に帰国します。自民党は今日午前中に党本部で役員連絡会を開き、総選挙をめぐって選挙準備に取り組む方針を確認するほか、公明党も今日常任幹事会を開く方向です。

一方細野豪志元環境大臣と小池東京都知事側近の若狭勝衆議院議員は、臨時国会召集前に新党結成することで大筋合意しました。政党助成法の政党要件となる5人以上の国会議員を確保すると同時に、国会召集までに政策のすり合わせも可能だと判断した模様です。憲法改正によって、衆参両院を統合する一院制の実現が主な政策の柱の1つとなってきそうです。細野元環境大臣は周囲に「新党は少数でスタートし、徐々に人数を増やしていく」と語っています。

また東京都の小池知事は昨日、今回の解散総選挙について「何を目的とするのか大義がわからない。国民に何を問いかけていくのか分かりにくい」と述べています。こうした中、安倍総理大臣は、全世代型の社会保障制度改革を主な政策として訴える意向を固めたようです。消費税率を10パーセントに引き上げる際に使い道を組み替えて、教育財源を拡充する案を打ち出すとみられます。ただこれについては民進党の前原代表も代表選のときに消費税増税による教育無償化を訴えた経緯がありまして、民進党の枝野代表代行は昨日「前原さんが代表選で言ったことの丸ごとパクリだ」と批判しています。

高嶋)何を争点にするのでしょうか。憲法というのもこの間の支持率低下でグーッとトーンダウンしてしまいましたし。今さら消費税の使い道なんて言われたってねえ。安倍さんは自分の都合の良いように使うでしょう。何のための総選挙なんでしょうっていうのは当然出てきますよね。

富坂)そうですね。もうテレビの街頭インタビュー見ていても大体みんなそういうことを仰りますよね。いつかやんなきゃいけない選挙を、相手方にご不利があったんでやっちゃえっていう話ですよね。そういうのがちょっと見えちゃうと、今最適な時期なのかなというのは考えちゃいますよね。自民党内でもう少し議論を活性化してほしいですよね。

大儀のない中での見勝手な解散

富坂)いろいろな事が中途半端のまま、時期だけ見て、相手の体制が整わないというだけでいくというのも、日本の選挙として、はたしてどうなのか(笑)。あまりにも透けてしまうところが大きくて、これオウンゴールになっちゃうこともあるかもしれないなと私は思います。

高嶋)前原さんも言っていますが、「仕事師内閣」と言っていながら、何の仕事もしないで、いきなり解散しちゃって。それから森友、加計もね。隠しだと言われても、総理は自分の口から説明するようなこと言ったかというと、してないですからね。加計さんなんか何にも言わないですからね。


北朝鮮への日本の影響力も低下

高嶋)今だから北朝鮮問題で支持率上がっているような気がしますが、これだって分かんないですよね。数日経っていくとね。

富坂)朝鮮半島問題も日本の存在感がどんどん無くなっています。日本では大騒ぎしていますが、世界から見たときの朝鮮半島への日本の影響力は、どんどん無くなっています。本当にプレイヤーなのかどうかってところまで問われているわけですから。

高嶋)野党、民進党も出鼻に躓いた。細野さん、若狭さんのところもまだまだ泥沼でいかないと間に合わないみたいなところもあって。

森田)時間的にもかなり厳しいですね。民進党も候補者調整もまだできてない状況ですしね。

高嶋)非常に見え見えの、公明党さえ分かってくれりゃ全く問題ないみたいな。そんなような気配に見えますけどどうでしょうか。

高嶋ひでたけのあさラジ!
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