しゃベルシネマ

実話を映画化する!鬼才クリストファー・ノーランの初挑戦をどう読み解くか?!『ダンケルク』

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第269回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、9月9日から公開の『ダンケルク』を掘り起こします。


史上最大の救出作戦をサスペンスフルタッチに描く!


新作を発表するごとに私たちにこれまで経験したことがない映像体験をもたらしてくれる、クリストファー・ノーラン監督。

『ダークナイト』『インセプション』『インターステラー』など、その都度「これがノーラン監督の最高傑作!」と謳われてきました。
世界中が待ち望んだ彼の最新作は『ダンケルク』。

第二次世界大戦が本格化する1940年、860隻の船舶でイギリス軍、フランス軍の兵士約40万人の命を救った“ダンケルク作戦”をテーマに、ノーラン監督が初めて実話の映画化にチャレンジした意欲作です。


ポーランドに侵攻し、さらに北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、戦車や航空機といった新兵器を用いた戦いで英仏連合軍をフランス北部のダンケルクまで追い詰めていった。背後は海、繰り返される陸海空からの敵襲。そんな逃げ場のない状況でも、トミーやアレックスら若い兵士たちは生き抜くことを諦めなかった。

一方、母国イギリスではチャーチル首相がダンケルクに取り残された兵士40万人の救出を命令。軍艦だけでなく民間船までもが動員され、“史上最大の救出作戦”が動き出そうとしていた…。


キャストにはこれまでにもノーラン監督とタッグを組んだトム・ハーディをはじめ、マーク・ライアンス、キリアン・マーフィ、ケネス・ブラナー、本作で映画デビューを飾るワン・ダイレクションのハリー・スタイルズと、個性的な面々がズラリ。

特に若い兵士役には、演技未経験、あるいはまだキャリアの浅い若手俳優を起用。そうすることにより、実際の戦争で何も分からないまま戦地に送り込まれた青年たちのように、出演の若い俳優はもちろん、観客をも壮絶なカオスに巻き込むことに成功しています。


陸空海、3つの視点と時間軸の中で繰り広げられる救出作戦は、生き残りをかけた撤退の物語。セリフを極力廃し、圧倒的な迫力の映像でサバイバル劇を描き出します。

そこにあるのはただ、生き抜きたいという願い。

一点の曇りもない人間の本能を浮き彫りにする、クリストファー・ノーラン究極の映像体験。
想像を絶するサプライズが満ちあふれています。

ダンケルク
2017年9月9日から丸の内ピカデリー 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:クリストファー・ノーラン
出演:フィオン・ホワイトヘッド、ハリー・スタイルズ、ケネス・ブラナー、キリアン・マーフィ、マーク・ライランス、トム・ハーディ ほか 
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公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/

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