江戸時代の文化財をプロジェクションマッピング

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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。

綴プロジェクト

『綴プロジェクト』(キヤノン:綴プロジェクトHPより)

国宝である俵屋宗達の「風神雷神図屏風」、狩野永徳の「洛中洛外図屏風」、重要文化財である長谷川等伯の「山水図襖」――今日はそんな日本の文化・芸術を後世に伝える「綴プロジェクト」のお話です。

綴プロジェクトとは2007年にスタートした京都文化協会株式会社キヤノンによる共同プロジェクトで、一般公開が難しい屏風や襖絵といった文化財であっても、細かく精密な複製を作れば多くの人が気軽に鑑賞ができ、オリジナルはより良い環境で保存されるという、つまり文化財の保存と精密な複製品の製作と活用を目的にしたものだそうです。

複製は文化財に負荷を掛けないよう長時間の照明を避け、ストロボを使用しての多分割撮影から画像を合成、精密なデジタルデータの作成、年代をも再現するプリント出力と、いくつもの高度な技術によるプロセスを経て行われ、完成後は元の所有者であるお寺や美術館、文化財にゆかりのある地方自治体に寄贈され、訪れる人の目を楽しませているとのことです。

<ユイカの感想>

まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと「ほっほぉ~」。

現代の技術でより身近に楽しめる、江戸時代と今のコラボというのも良いですね。
上野にある東京国立博物館で綴プロジェクトの作品を展示している「親と子のギャラリー びょうぶであそぶ」を開催中です。

複製作品は長谷川等伯の「松林図屏風」と尾形光琳の「群鶴図屏風」。デジタル映像技術を用いて複製の屏風に映像を投影するプロジェクションマッピングとかもやっているのですって。見てみたいなあ。

プロジェクションマッピングってやっぱり面白いですよね。この間テレビでディズニーランドのプロジェクションマッピング「ワンス・アポン・ア・タイム」のドキュメンタリーみたいなのをやっていて。あれ当たらないのですよねえ。いつか見てみたい。この間テレビで観て「わあ~!」ってテレビなのに溜め息と歓声が出ちゃったから、本物を見てみたいなあ。

だからこれもきっと感動すると思います。重要文化財のプロジェクションマッピングですよ、絶対美しいですよね。

ということで今日は日本の文化・芸術を後世に伝える「綴プロジェクト」のお話でした。
(8月29日放送分より)

『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 15:36~ ABCラジオ14:54~

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