妄想女子VSテレパス 異色のラブコメディにキュンキュン♪『高台家の人々』 しゃベルシネマ【第17回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回ご紹介するのは、摩訶不思議で爆笑必至のラブストーリー。
明日から全国公開となる映画『高台家の人々』を掘り起こします。

ユニークな設定の王道ラブストーリーが誕生!

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30歳の平野木絵は、妄想好きで口下手な冴えないOL。
ある日、木絵が勤める会社に、高台光正が転勤してきた。
聞けば光正は、元華族で不動産や保険会社などを持つ名家・高台家の長男。
おまけに長身でイケメンで、祖母がイギリス人のクオーターで、東大卒で、オックスフォードに留学経験もあって…という、完璧なプロフィールの持ち主。
およそ自分と釣り合わない光正を見かけるたびに、くだらない妄想が浮かぶようになってしまう木絵。
そして、何故か木絵を見て吹き出す光正。
実は光正は、他人の心を読める“テレパス”だった…。

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妄想癖のある地味系OLと“テレパス”という特殊能力を持ったイケメンエリートの恋を描いた森本梢子の人気コミックを実写化したロマンティックなラブコメディ。
ヒロイン・木絵を演じるのは、綾瀬はるか。
木絵の妄想からは彼女が純粋で美しい心の持ち主であることが垣間見え、綾瀬さんの清楚な雰囲気にぴったり。
安定のコメディエンヌぶりも発揮しています。

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一方、木絵の妄想を読み取る名家“高台家”の長男・光正を演じるのは、斉藤工。
本作を見ていると…。
光正さん(=斉藤さん)に、心の中を読まれたい!
頭ぽんぽんしてもらいたいっ!!
その微笑みを私だけにっっ!!!
…と、妄想が膨らむ女子も多いハズ。

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高台家の三兄弟、光正の妹・茂子には、水原希子。
そして末の弟・和正には、間宮祥太朗。
この二人も、光正と同じ“テレパス”で、兄弟で繰り広げる“脳内会話”シーンは必見。
それにしても、なんとも見目麗しい兄妹です。
そして麗しいと言えば、この方々も…。

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三兄妹の父・茂正Jr.(通称マサオ)に、市村正親。
母・由布子に、大地真央。
美しく華やかな両親にして、この子どもたちあり。
納得のキャスティングです。

さらに夏帆、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子といった演技派たちが重要な役どころで出演。
NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で一躍人気者になったシャーロット・ケイト・フォックスが、本作で日本映画デビューを飾っているのも注目です。

バリエーションに富んだ妄想シーンで、ほんわか幸せ気分に…。

本作のいちばんの見どころは、木絵が暇さえあれば思い浮かべている妄想シーンの数々。

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ある時は、正義感あふれるプリンスと可憐なプリンセスに。

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またある時は、大正時代の駆け落ちカップルに。

カラフルな色遣い、メルヘンチックなテイスト、ハードボイルドタッチ、パラパラ漫画を思わせるようなアニメーションなど、数ある妄想シーンの表現手法も様々。
自由奔放で奇想天外な木絵の妄想に大笑いしながらも、心が和んでキュンキュンとトキメクことでしょう。

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ところで、もしあなたが“テレパス”だったら?
あるいは、あなたが愛する人が“テレパス”だったら?
他人に心の内を覗かれるのも、他人の本心が分かってしまうのも、よくよく考えてみれば結構大変…。
でも人と人がつながっていくうえで大切なことを、この映画は教えてくれています。
恋する女子(もちろん男子も!)の応援ムービー、是非、この週末にご覧あれ。

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2016年6月4日から全国東宝系にてロードショー
監督:土方政人
原作:森本梢子(集英社「月刊YOU」連載)
出演:綾瀬はるか、斎藤工、水原希子、間宮祥太朗、坂口健太郎、大野拓朗、塚地武雅、堀内敬子、夏帆、シャーロット・ケイト・フォックス、大地真央、市村正親 ほか
©2016 フジテレビジョン 東宝 集英社 ©森本梢子/集英社
公式サイト http://koudaike-movie.jp/

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